マイセンのブログ

アニメのレビューとウマ娘の攻略記事がメインです
Twitter→@mysen777

アニメ批評その67 響け! ユーフォニアム

評価:★★★(人間関係がリアル)

概要

『響け! ユーフォニアム』(ひびけ ユーフォニアム、Sound! Euphonium)は、武田綾乃による日本の小説シリーズ。

宝島社(宝島社文庫)より2013年12月から刊行されている。

著者の武田の出身地である京都府宇治市を舞台に、吹奏楽へ青春を傾ける高校生たちの人間模様が描かれる。

練習熱心でなく成績も芳しくなかった架空の公立高校の吹奏楽部員たちが、受験や恋、仲間同士の衝突、親との確執など思春期特有の悩みを抱えつつ、若い新任顧問のもとで吹奏楽コンクールの全国大会出場を目指して奮闘するドラマが軽妙な筆致で展開される。

小中学生時代に吹奏楽部へ在籍していた武田は、部活動時代の友人たちや母校である嵯峨野高校の吹奏楽部を取材し、自身の実体験も織り混ぜながら本作の構成を練り上げた。

京阪宇治駅やあがた祭り、「大吉山」の通称で知られる仏徳山など、宇治市の名所や行事が作品の随所に登場する。


第1巻発売後にアニメ化が決定。

武田はアニメ1期制作中に2巻と3巻のプロットを作って制作側に送っていたため、これが1期アニメの脇役キャラクターに反映されている。

逆に、短編集の男子部員やスピンオフ作『立華高校マーチングバンドへようこそ』の主人公はアニメの影響を強く受けて書いたという。

あらすじ

物語の舞台となる北宇治高校は10年ほど前まで吹奏楽の強豪校だったが、今ではすっかり落ちぶれている。

入学式で聞いた校歌演奏も酷いものだったが、小学生の時から吹奏楽を続けている黄前久美子(おうまえ くみこ)は級友たちの誘いを断れず吹奏楽部へ入部する。

ユーフォニアム演奏歴7年の久美子、全国有数の強豪中学出身であるコントラバス奏者の川島緑輝(かわしま さふぁいあ)、人数調整でチューバ担当に回された吹奏楽未経験者の加藤葉月(かとう はづき)のクラスメイト3人は揃って低音パートに配属され、幼馴染の塚本秀一(つかもと しゅういち)はトロンボーンを選択する。


新入生の中には高坂麗奈(こうさか れいな)の姿もあった。

中学最後の吹奏楽コンクールで、久美子と麗奈のいた北中は全国大会出場という部の目標を果たせなかった。

悔し涙を流す麗奈に向かって久美子は、本気で全国に行けると思っていたのかと冷めた本音をつい口にしてしまった。

しかしそんな毒のある久美子の言動に、麗奈は密かに好感を抱いていた。

中学時代は顔見知り程度だった2人は互いに意気投合する。


新しい顧問、滝昇(たき のぼる)が赴任する。

全国大会出場を目指すか楽しく過ごす部活動にするか、選択を求められた部員たちは前者を選ぶ。

響け! ユーフォニアム - Wikipediaより抜粋


音楽がテーマの作品ですが、けいおんみたいなノリではありません。

トランペット奏者の麗奈ちゃん
この子は才能が突出しておりますが、基本的に超人的な才能を持った子はおらず、色んな意味でリアルです。
特に人間関係が
本作のオーケストラの演奏は素晴らしいものであり、細やかな部分での拘りとかが半端ないのですが、個人的にはリアルな人間関係の描写に心を打たれました。

主人公の黄前久美子ちゃんです(担当楽器はユーフォニアム)
失言製造機とか言われてますが、主人公らしからぬところが彼女の魅力です。

女の子達が可愛いのは言うまでもありません。
(特にみぞれちゃんが)


従来の京アニ作品がそうだったという訳ではないのですが、本作程リアルな高校生を描けている作品はなかなかないと思います。
人間の行動原理だったり、恋愛感情だったり、友情だったりがご都合主義の展開ではなく「あーわかる様な気がする」といった感じで表現されており、多くの方の共感を生んだのではないでしょうか。
音楽や作画、キャラデザが良いだけではなく、そういった部分も含めて評価の高い作品だと思います@オススメです。


それでは、良きアニメライフをノシ

にほんブログ村 アニメブログへ
にほんブログ村

×

非ログインユーザーとして返信する