評価：★(アニメ向きの内容ではない)

第二次世界大戦前の日本のスパイを題材にしたアニメです。
原作は小説で漫画もあります。
内容的にとても面白いとは思うのですが、少なくともアニメ向きでは無いと思いました。
アニメの実写化は高確率でコケますが、こういった作品こそ実写化するべきではないか？と個人的には強く思いました。
アニメというのは実写では表現しにくい事をやるべきです。
実写で表現出来てしまいそうな作品はアニメ化する必要は無いと思います。
こんな事を言ってるとカイジはどうなんだ？と言われそうですが、アレは実写も良かったけど漫画やアニメで独特な表現(ざわざわとか)があるので該当しないと思います。
このジョーカー・ゲームに関してはアニメ化したのは失敗で、最初から実写化を狙うべきだったと愚考します。

本作は大体が一話完結型で途中だけ見てもそこそこ楽しめます。
謎解きの要素などもありますし、ミステリー好きにはオススメ出来るかもしれません。
アニメ向きかどうかの話を置いとけば、楽しめる作品かもしれない・・・
とか思いましたが重要な事を忘れておりました。
この作品の最大の欠点
誰が誰だかわからなくなる
登場人物の特徴が薄すぎて、誰が誰だかわからなくなります。
私も視聴していてそう感じたのですが、レビューサイトを巡回した結果同様の感想が多数でした。
これは致命的な欠陥です。

こうして見ると違いがわかる様な気がしますが、アニメで見ると誰が誰だか忘れてしまうというか、わからなくなってしまうのです。
この気持ちを共有する為に観て貰いたくもあるのですが、オススメ評価は★１なので責任は持てません。
生粋のミステリー好きかスパイマニアか暇人の方以外にはオススメ出来ません。

話は反れるのですが、アニメのレビューサイトで
「キャラの書き分けが出来てなくて誰が誰だかわからないし、ストーリーに纏まりが無かった」
といったコメントで100点満点中85点位の評価をつけてる方が結構いらっしゃります。
採点が甘いのかというと有名作品を酷評していたりするので、俺って他の人とはちょっと違うんだぜぇ(ﾄﾞﾔｧ)と言いたいだけなんじゃないかと思います。
本作はそんなまともな評価が出来ない方に限って高評価をつけている印象です。
※以下追記
実写はあったけど失敗している模様

次回は私が大好きなヤンデレちゃんの作品紹介です＠お楽しみに？
それでは、良きアニメライフをﾉｼ

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