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アニメ批評その191 魔法の天使クリィミーマミ

評価:★★(ぴえろ魔法少女シリーズの第一作)


概要

前年の『魔法のプリンセスミンキーモモ(第1作)』の製作を担当した読売広告社が、『モモ』に続く魔法少女物として『はずんでクリィミーマミ』というタイトルで企画。

葦プロダクションに替わる製作会社として、当時『ニルスのふしぎな旅』『うる星やつら』のヒットで名を知られ始めていたスタジオぴえろが選ばれ、ぴえろ魔法少女シリーズ第一作として放送されることになる。

魔法少女アニメに芸能界というこれまでにない要素を取り入れ、また主人公の声を当時15歳で本作の主題歌がデビュー曲となるアイドル歌手太田貴子が担当。

当初は全26話の予定だったが、視聴者からの好評に応えて52話まで延長、さらにOVAで続編が製作された。

作風としては、架空性の高い世界を舞台としていた『ミンキーモモ』とは対照的に、日本の芸能界を舞台にする、当時の流行や風俗を反映するといった特徴があり、これによって現実味を帯びた世界観が描かれている。

例を挙げると、当時爆発的な人気を誇っていたクレープ屋が主人公の実家として登場するほか、作中には当時の人気番組『ザ・トップテン』にマミが出演する場面も見られる。

その一方で芸能界がほとんど本筋に関与しない話も少なからず作られており、第1話と同じように非現実的な未知との遭遇を描いた話もしばしば展開された。

上記のような現実味を帯びたリアルな世界のどこかで(しかしすぐ身近に)非現実的な未知の世界が繋がっているという世界観も内包しており、芸能界を描いた少女アニメであると同時にファンタジーアニメとしての一面を持ち合わせているという作風であった。

延長後の27話以降は非日常性を描く比率が下がり、日常描写や心情描写に重点を置いた作風に転換していく。

「現実的な世界観を背景にして『本来の自分と魔法によって生み出された虚像の自分との間で揺れ動く主人公の心情と成長を描く』」というこのテーマは、魔法少女アニメ史においては本作で初めて打ち立てられ、「非日常性より日常性の描写に重きを置く」という特徴と共に後のシリーズ作品に受け継がれていった。

ストーリー

森沢優はちょっぴりおませで小生意気な年頃の、10歳の女の子。

幼馴染の大伴俊夫に密かな想いを寄せているが、肝心の本人にはいつも子ども扱いされてばかり。

ある日、夢嵐によって道に迷っていたフェザースターの箱舟に遭遇し、夢の世界フェザースターの住人である妖精ピノピノと出会った優は、ピノピノから船を助けてくれたお礼として1年間の期限付きで魔法のステッキを授かると共に、猫の姿を借りた使い魔ポジとネガをお目付け役として預かった。

調子に乗った優はさっそく魔法の力で16歳の成長した少女の姿に変身し、何も知らない両親や俊夫をからかって他愛もないイタズラを楽しんでいた。

ところが、街を歩いているところを芸能プロダクション「パルテノンプロ」の社長・立花慎悟の目に留まり、半ば強引にスカウトされて歌手デビューする羽目になってしまう。

たちまち大人気アイドル・クリィミーマミとして活躍することになった優だが、あろうことか俊夫がマミの大ファンになってしまう。

自分自身のもう1つの姿であるマミを交えた奇妙な三角関係に悩みながら、優は、昼間は小学生、学校が終われば人気アイドルという二重生活に奔走することになる。

魔法の天使クリィミーマミ - Wikipediaより抜粋


前置きが長くなってしまいました。
魔法少女のマミさんといえば、

こちらを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、本作は魔法少女を語るには欠かせない作品であり、視聴しないまでも知識として覚えておいて頂けたらな!という想いで書かせて頂きました。


主人公の森沢 優(10歳)
アイドルにして魔法少女というある意味最強の組み合わせです。
元気一杯で快活かつ活発な一方、心優しい性格で、理不尽なことに対し憤るなど芯の強さも併せ持ってます。
責任感も強く、アイドル活動の為に望まない嘘をつくこともある他、自分のせいで歌手活動を妨害されているも同然なめぐみに対し、申し訳なさを感じている。
お転婆なイメージが強い一方、俊夫の言動に一喜一憂し悩むなどのナイーブな一面も多く描写されている。


優が魔法の力で16歳→17歳ほどの少女に変身した姿(クリィミーマミ)です。
ちょっとケバく見えますが、当時はこれがよかったのです(1983年放送)
正体である優がまだ10歳であるゆえ夜遅くまで外出するわけにもいかないため、午後8時以降の仕事はしないと事務所にも明言していて、そのことから「午後8時のシンデレラ」と呼ばれ、キャッチコピーにもなってます。


優の幼なじみの大伴 俊夫(13歳→14歳)
ネタバレしますと、最後は優と結婚します。


綾瀬 めぐみ
少々ヒステリックですが、心根は優しく面倒見の良い一面もあり、後輩であるマミに嫉妬とライバル心を抱きつつも、先輩として暖かく見守り続けるイイ女です。


まどマギでいう所のキュゥべえ的なモノです(妖精)
キュゥべえと違って悪い奴ではありません。


っと、まぁこんな感じです。
有名な魔法少女作品ではありますが、30年以上前の作品なのでオススメ度としては★2評価です。
知識として覚えて頂けましたら幸いです。


それでは、良きアニメライフをノシ

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