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アニメ批評その291 藍より青し

評価:★(昔は人気ありました)


あらすじ

明立大学に通う平凡な大学生、花菱薫。

実は花菱財閥総裁花菱優二を父に持ち、花菱財閥次期当主となる人間として生まれてきたのだが、母本条久美と父との間には正式な婚姻関係はなく、非嫡出子だったために自身も母も、周囲からは様々な誹謗中傷を受けて育った。

だが薫が5歳のときに父が急死、そこから状況は一変する。

跡取り欲しさに花菱家に半ば強引に引き取られたのだが、それからというもの、祖父の花菱源一郎(優二の父)から次期花菱家当主となるべく、虐待同然の「帝王教育」を施されるようになっていた。

また母久美が中学生の時に他界。

大事に持っていた母の写真など形見を目の前で祖父に燃やされ、絶対に手放そうとしなかった臍の尾まで渡せと言われた上に、これに怒って抵抗した薫の形相に激怒した祖父に杖で背中を激しく叩かれてしまう。

薫はそんな花菱を嫌い、母の死をきっかけに花菱との縁を切り、花菱家を出て行ったのだった。


しかし、薫には幼少の頃より薫を心から想ってくれている女性がいた。その名は桜庭葵。

桜庭呉服店(現:さくらデパート)の跡取り娘であり、花菱次期当主となる人間と婚約関係を結んでいた女性である。

桜庭家と花菱家は様々な交流があり、葵は幼い頃から薫を慕っていたが、薫は葵の気持ちに気づいていなかった。

ところが、薫が花菱家を出たことで葵と薫の婚約は破棄され、桜庭家では他の縁談が進められていたが、葵は薫への思いを断ち切れず、彼を追って桜庭家を出て行ってしまったのだ。

互いに跡取りの使命を捨てて巡り会った2人だが、一緒に暮らすにはあまりにも困難な状況だった。

だが、桜庭呉服店の使用人で葵の後見人神楽崎雅という唯一の理解者を得て、葵と雅は洋館に、薫は洋館の離れ(使用人の住む寮)に住むことになった。

やがて、薫が所属する写真部の仲間もこの離れに集まり始め、洋館の離れは彼らのアパートと化してしまった。

そのため雅は洋館の管理人、葵はアパートの大家として振る舞うことになり、薫と葵の関係もスキャンダル防止のため周囲に伏せたまま日々を過ごすことになる。

藍より青し - Wikipediaより抜粋


主人公の花菱薫
花山薫ではありません!
間違えないようにお願いします。
大学生で写真部所属です。

桜庭葵(cv.川澄綾子)
主人公の事が大好きなヒロインです。

「有名作と聞いたけど、絵が古く無い?」
よく言われますw
本作がアニメ化したのは2002年です。
当時としては作画は良かった方だと記憶しております。
あらすじの通り、ラブコメです。
ドロドロした人間関係とか、鬱展開とかもありません。
良く言えば終始明るいムードで物語が進みます。
悪く言えば起伏の無い平たんな物語といった感じです。


原作は漫画でしたが、当時人気があり小説やゲーム化もしてます。
王道なラブコメといえば?という問いにこの作品の名を挙げる方も少なくはありません。
当時漫画やアニメを観ていた知人達は、
「素晴らしい」
「これぞラブコメの王道」
といった感想ばかりでした。
対して、私もなのですが比較的最近観た勢は
「ラブコメなのに全然ドキドキしない」
といった感想ばかり聞きます。
流石に20年前に比べ、最近のラブコメはパンチラや胸チラなんてレベルではなく大分えっちな感じになっておりますので、今のアニメに慣れてしまった方ではお楽しみ頂くのは難しいと思います。
当時観ていた方が評価するのは思い出補正と、当時は若かったからだと思います。
※今はおっさんでも当時は学生だったでしょうし

「これぞ大和なでしこ」というモノが観られますので、心の汚れた・・・
いや、現代のアニメに慣れてしまった方が観たら逆に癒されるのかもしれません。
ただ、若い方の反応は今のところ私の知る限り辛辣な感想ばかりで、私も汚れてしまってるせいか全然楽しめませんでした。
エロさとかではなく、色々な部分でもどかしさを感じてしまいました。
この作品は名作だったと思いますし、セクシーシーンもあるんですよ。
葵ちゃんはお淑やかでいい子だし、若かれし頃の川澄綾子さんの演技が観られるというのも価値があると思います。
それでもやはり、最近のアニメに慣れてしまった方にはオススメしずらいです。
とても悩みましたが評価は★1とさせて頂きます。
※高橋留美子作品ですら★2評価だったのでご容赦下さい。


それでは、良きアニメライフをノシ

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