詳しくは↑の記事をご参照下さい。
掻い摘んでご説明しますと、
大阪高裁が「経緯や動機を問わず、リツイート主は投稿の責任を負う」と具体的に明示したという事です。
リツイートは肯定の意味だけではなく、否定的な意味合いでする時もあります。
そういった場合でも、そのツイートによって被害を受けた方が法的な手続きを取った場合、ツイート主だけでなくリツイートした方々にも責任が問われる可能性があるという事です。
この判決に対しては否定的なご意見が多数の様で、私も肯定はしたくはありません。
しかし、仕方ないかぁ・・・とも思います。

他人の事だから面白半分にリツイートし、誤情報だったとしてもリツイートしたツイートを削除しなかったり、訂正しない方が割合的に多いと思います。
もしこれがご自分の事だったら如何でしょうか？
凶悪殺人犯の詐欺師！
とデマを書かれて、そのツイートが数万回もリツイートされても涼しい顔をしていられるでしょうか？
本名や自宅の住所などを公開されても不利益を被ったりしないでしょうか？
元ツイートが削除されても数万回もリツイートされたら数十万人の目に触れる訳です。
私だったら不安になります。

仮の話ですが、どうしても嫌いで陥れたい方がいたとします。
その方のある事無い事をツイートし、個人情報も開示したツイートをし別垢でリツイートした後に、元ツイートを削除します。
元ツイートするアカウントはセキュリティーがガバガバの漫画喫茶か、フラッシュメモリすら差し込めるインターネット使用可能なパソコンを無料で開放しているパチンコ屋から新規アカウントを作成して投稿すれば足がつく可能性は極めて低いです。
それをある程度拡散力のあるアカウントでリツイートし、散々広めてから「元ツイートは削除されてるみたいだし、誤情報かもしれないから私のリツイートは消しますね」が許されるのであれば、どんな相手でも簡単に評判を落としたり陥れたりする事は容易です。
そういった事をさせない為の判例であれば仕方がないと思ってしまいます。

こういった判例については好き嫌いで語るのではなく、まずご自分がそういった目にあった時にプラスになるか、マイナスになるか？という基準でお考えになった方が良いと思います。
有名人でなくても他人事ではありません。
知らない内に他人の恨みを買っていたり、頭のおかしい人に目を付けられているかもしれません。
芸能人や有名人のスキャンダルを他人事とし、情報の真偽も確かめないでリツイートするのは危険です。
運悪く訴えられて多額の慰謝料を支払う事になるかもしれませんので、皆様お気をつけ下さいませ。

サムネ用に大好きなマミさんを貼っておきますね。
それでは、またﾉｼ

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