アニメ批評その311 神撃のバハムート VIRGIN SOUL
先週に引き続き、echoさんの記事は「神撃のバハムート」となります。
評価:★★(充分面白いけどややパワーダウン)
概要
神撃のバハムートアニメ2期
『神撃のバハムートGENESIS』の10年後を舞台としている。
あらすじ
王都に出稼ぎにきた少女ニーナは、街の人たちと触れ合いながら、田舎に仕送りをするために一生懸命働いていた。
その頃、王都では包帯悪魔と言われる正体不明の悪魔が、人間を虐殺する事件が多発していた。
その噂を聞きつけたニーナは、その包帯悪魔を自分で捕まえようとするのだが……。
ニーナ・ドランゴ
『VIRGIN SOUL』の主人公的存在。
賞金稼ぎとして、王都アナティへやってきた。
明るくハツラツとした性格で誰からも愛されている少女。
無理やりファバロに弟子入りして、賞金稼ぎに必要な技術を授けてもらった。
シャリオス17世の治世で治安が改善され賞金首がほとんど無くなってしまったため、力仕事の手伝いをしたりバッカスの馬車で屋台を出したりして路銀を稼いでいる。
若いイケメンの男性に近づき胸をときめかせてしまうと、竜に変身してしまう体質。
ひょんな事からお忍びで王都を訪れていたシャリオス17世と出会い恋に落ちてしまう。
シャリオス17世
王都アナティを統べる若き17代国王。
神も魔族をも恐れずにその領域を侵し、人間の時代を築き上げた王。
他種族からは恐れられており、その強行的な施策から、民からの支持も物語が進むに連れて陰りを見せていく。
郊外に埋葬された母親の墓参りを欠かさず、その帰りにお忍びで王都を出歩いていたことが切っ掛けでニーナと出会うこととなる。
アザゼル
表向きは王都で悪魔の葬儀屋をしつつ、裏では「包帯悪魔」として人間に捕らえられた同胞を解放したり、悪魔を虐待する人間を殺害したりして賞金を掛けられている。
ムガロ/エル
アザゼルと行動を共にしていた謎の子供で、悪魔の葬儀屋を手伝っていた。
両目の色が異なるオッドアイ。
その身にはシャリオスの直属配下である漆黒の騎士団が使用する力を無効化できる不思議な力を秘めている唯一の存在。
ジャンヌ・ダルク
神と対立するシャリオス17世への臣従を拒否して、騎士団長を解任され、王都郊外で農業に従事していた。
このとき、神からエル(ムガロ)を授かる。
漆黒の騎士団に追われる際に、エルが能力を発動したことで、シャリオス17世に目を付けられ、親子共々追われる身となる。
『神撃のバハムートGENESIS』の10年後の世界で、前作の主人公ファバロ、カイザル、リタもしっかりストーリーに絡んできます。
話数も2クール24話になり作画も相変わらず凄いのですが、登場人物がかなり増えた事と、ニーナの恋、シャリオスと神との戦い、虐待される悪魔アザゼル達と人間との戦い、謎の少年エルの話と、ストーリーの軸が増えてしまいストーリーが分かりにくくなっています(主人公のニーナの出番がほとんど無い回もあるほど)
1期と違って、話の舞台もほぼ王都から動かず中盤はストーリーがやや中だるみしています。
つまらないって訳じゃ無いんですが、1期が良かった分いまいちな感じになってしまいました。
1期『GENESIS』にハマった人は見てみるのも良いと思います。
では良きアニメライフを!