アニメ批評その336 ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり
評価:★★★★(自衛隊に入りたくなるアニメ)
あらすじ
突如銀座に「門」(ゲート)が開き、 モンスターを引き連れた軍勢が現れた。
彼らは民間人を無差別に殺害し屍の山を築くが、自衛隊や警察の応戦により敵軍勢は壊滅、兵の1割を捕虜とすることで事態は収束を迎えた(銀座事件)。
特地(特別地域)と名付けられた門の向こうに膨大な資源が存在する可能性を知った日本政府は、自衛隊を特地に派遣。特地派遣部隊は門を確保し、そこに大規模な陣を築きあげた。
特地の軍勢は門(聖地アルヌス)奪回のため進軍してくるが、一方的な殺戮に近い状態で軍勢は撃退される。
軍勢を撃退した自衛隊は、特地調査のため1部隊12名から成る偵察隊6個、深部偵察部隊を臨時に創設する。
主人公の伊丹耀司率いる第三偵察隊(3Rec)は、植生や動物・地質等よりも人々との交流に重点を置くことで、自衛隊にとくに警戒心や敵意を抱いていない現地の住人と良好な関係を築いていく。
ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり - Wikipediaより抜粋
戦国自衛隊がお好きな方なら絶対にお楽しみ頂ける作品です。
本作は異世界と繋がった門を経由して、亜人を含む敵兵が東京の銀座に攻め込んでくる所から始まります。
それを警察が辛くも迎撃します。
日本側もやられっぱなしという訳にはいかないので、門を経由して異世界で敵と戦う事になるのですが、
自衛隊の圧倒的な火力の前に異世界人の数十万の軍勢は成すすべなく倒されます。
笑える程強い自衛隊を見て、「文明の差があるにせよ、強すぎるでしょw」と思われる方も少なくはないと思います。
日本の自衛隊ってどのくらいの強さなのか、皆さんはご存じでしょうか?
※日本の自衛隊は超凄いって知ってる?もし戦ったら強すぎて世界がドン引きするかもしれないそうだ | マガジンサミットより引用
世界ランキングで見ても第7位
核を保有していない国の中では首位という評価を得ております。
自衛隊に纏わる逸話や伝説は色々あるのですが、今回は割愛させて頂きます。
本作のみどころは、「自衛隊TUEEE!」だけではありません。
魔法使い
エルフ
亜神(961歳)などを仲間にして、
ドラゴンと戦ったりします。
国会の証人喚問にも呼ばれます。
これは全24話中の第8話目なのですが、もしご視聴なさるならこのシーンまでは絶対に観て頂きたく存じます。
軍隊に対する見方や考え方も人によっては変わるかもしれない超胸熱なシーンです。
人種ではない亜人の人はたくさん出てきますし、
この賢くも可愛いロリっ子の話も感動させられます。
個人的に一番好きなのは、この「帝国」の第三皇女であるピニャ・コ・ラーダ様(cv.戸松遥)です。
自衛隊の圧倒的な戦力を目の当たりにして「このまま戦うのは得策ではない」と考え、和平の道を模索する方向に進むのですが、
門を潜り、銀座の街並みを目にして大層驚きます。
「これは・・・壁か?」
「いや、中に人の姿がある!」
「これだけの建造物を作り上げる国家に帝国は戦争を始めてしまったのだな」
ビビり倒していたピニャ様ですが、
牛丼の余りの美味さに感激します。
BL本に興味を示すピニャ様
BL本をGETして喜ぶピニャ様(いい笑顔)
「これは芸術だ!」
他にも異世界と現代日本との文化の違いが非常に面白く、自衛隊の戦闘シーンもカッコよくて見どころ満載過ぎです。
自衛隊だけではなく、異世界の住人もチート級に強い方がいらっしゃいます。
OPも最高です。
私ももう少し若かったら自衛隊に入隊していたかもしれません。
とにかく多くの方にご覧になって頂きたい傑作です。
それでは、良きアニメライフをノシ