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アニメ批評その338 日本沈没2020

評価:★(大麻はママの味)


概要

『日本沈没』(にっぽんちんぼつ[1])は、1973年(昭和48年)に刊行された小松左京による日本のSF小説、およびこれを原作として制作された映画(1973年と2006年)、テレビドラマ(1974年)、ラジオドラマ(1973年と1980年)、漫画(1970年代と2000年代)、Webアニメ(2020年)。


2020年7月9日より『日本沈没2020』のタイトルでNetflixオリジナルアニメとして配信された。

全10話。

架空の2020年東京オリンピック終了直後に日本で起きた巨大地震の顛末が描かれる。

配信に先立って、脚本の吉高寿男によるノベライズ版が文春文庫より刊行されている。

デイリー新潮は「ツッコミどころは数あれど、「日本沈没2020」はユニークな作品」と評価しており、脚本を書いた吉高自身も本作について「ツッコミどころ満載は褒め言葉です。だってそう作ってるから。」「リアリティを追求した作品もあれば、リアリティより意外性を選んだ作品もある。どちらも好き嫌いあって当然。(中略)賛否両論はエンタメで最高の勲章なのだから」とTwitterで表明している。

日本沈没 - Wikipediaより抜粋


震度7という大きな地震に見舞われて、日本が沈没するという作品です。
ネトフリ用に制作されたアニメなので、流血や人体破損等の描写が容赦無いです。

実写映画の方は面白いと聞いていたので期待して視聴したんですけどね・・・
このお父さんが爆発した辺りから色々おかしくなりました。
爆発した原因は完全にギャグだし、この時点で視聴を断念した方も多いのではないでしょうか?

それ以上にヤバいのが、この主人公です。
一応中学三年生の女子なのですが、ご覧の通り全く可愛くありません。
更にバカでメンヘラなので、何かある度に周りに当たり散らします。
命の恩人相手にも失礼なキレ方をしますし、感情移入とかは全く出来ません。
最悪な主人公と唐突な謎展開が目白押しなのが本作の特徴です。

謎展開は登場人物の死だけではありません。
謎のカルト集団が出てきて、大量の大麻を栽培してたりします。

その大麻をふんだんに使ったカレーを食べたこの陰キャが、
「母さんのカレーの味だ」
的な事を言い出します。
お母さんヤク中だったのかな?
この後この陰キャは大麻畑で働き労働の喜びを知り、皆の前でラップを披露する位に陽キャになります。
ラリってたのかもしれませんw

最初の地震で壊滅的なダメージを負った上に、更に地震が起きて沈没しかけている日本。
普通なら電話もネットも繋がらないと思うのですが・・・
これが繋がり捲りです。
ネットは繋ぎたい放題だし、ガソリンが切れるという事も1度きりで使いたい放題です。
製作者は明らかに災害をナメている事がよくわかります。
脚本家の吉高氏は「ツッコミどころ満載は褒め言葉です。だってそう作ってるから。」とおっしゃっておりますが、伏線の張り方が下手過ぎる点や、こういった災害をテーマにした作品で現実的にありえ無さそうな事ばかり描いているのは頭がおかしいのか、適当に制作したかのどちらかだと思います。
特にラストが酷くて、ギャグアニメだと思って視聴していたら鬱アニメだった!というオチです。


原作がクソなんじゃないか?と思われる方もいらっしゃるかもですが、内容は全然違います。
アニメ版が原作を改悪しただけです。
ネトフリ用に制作されたアニメなので、予算が少ないとか納期がタイトとかだったのかもしれませんが、あまりにも酷すぎる作品です。
逆の意味で観て頂きたいという気持ちはありますが、評価としては当然の最低評価とさせて頂きます(★1)
それでは、良きアニメライフをノシ

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