アニメ批評その562 るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-
評価:★★(侍のアニメと言えばコレ)
概要
『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』(るろうにけんしん めいじけんかくろまんたん)は、和月伸宏による日本の漫画作品。
1994年(平成6年)から1999年(平成11年)にかけて集英社の『週刊少年ジャンプ』で連載。
アニメ化・実写映画化などと様々な形でメディアミックスも行われている。
略称は「るろ剣」。
2017年(平成29年)9月からは続編である『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚・北海道編-』が『ジャンプスクエア』10月号より連載中。
あらすじ
幕末に「人斬り抜刀斎」として恐れられた伝説の剣客、緋村剣心。
明治維新後は「不殺」(ころさず)を誓い、流浪人として全国を旅していた。
神谷薫との出会いや、同じ激動の時代を生き抜いた宿敵達との戦いを通じて、贖罪の答えと新たな時代での生き方を模索していく。
るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- - Wikipediaより抜粋
超有名作品のご紹介です。
本作を詳しく無い方からすると、
古いアニメだから作画が残念
「ふたえのきわみ!アァー!!!」
っといった所では無いでしょうか?
残念作画?
当時は戦闘シーンなど素晴らしい!と思いましたが、20年以上前の作品なので今観ると残念に感じてしまいます。
しかし、内容の素晴らしさからすぐに気にならなくなるはずです。
私は思い出補正を修正する為に最近再視聴しましたが、「古いなぁ・・・でもやっぱり面白いな!」となりましたので大丈夫なはずです。
ふたえのきわみって何?
相楽左之助というキャラの「二重の極み」という必殺技の事です。
海外用に翻訳されたモノがかなり適当な翻訳だったり、外国人の声優さんの演技が面白くて話題になりました。
各国の『フタエノキワミ』を検証してみる ~左之助フルver.~
ネタ的に面白くはあるのですが、コレだけの国々に愛された本作は本当に凄いと思います。
最近では鬼滅の刃が有名ですが、日本の侍アニメといえば海外では本作の名が真っ先に挙げられてました。
技もキャラも魅力的
本作の魅力は戦闘シーンのカッコよさだけでは無く、キャラそのものに魅力があり、「二重の極み」以外にも有名な技が多数あります。
※牙突や天翔龍閃等
鬼滅の刃の成功した一番の理由はアニメの出来の良さだったと思います。
本作の制作スタッフが鬼滅の刃の制作に加わったという点は多くの方に知っておいて欲しい所ではあります。
OPとEDが共に素晴らしい
Rurouni Kenshin OP 1 [Creditless]
コレが1996年1月の最初のOPです。
JUDY AND MARYですよ!?凄くないです??
Rurouni Kenshin - Ending Nº1 - Tactics
EDはTHE YELLOW MONKEY
初見の時はカッコ良すぎておしっこチビりそうになった思い出があります。
Rurouni Kenshin ED 3 [Creditless]
3番目のEDは西川の兄貴です。
他のOPもEDも素晴らしい曲だらけなので、そこも含め是非ご視聴して頂きたく存じます。
実写版も素晴らしい
アニメの実写化は大体コケるのが相場ですが、本作は素晴らしい出来でした。
緋村剣心役の佐藤健さんがまさにハマり役で、
鵜堂刃衛役は時代劇大好きな吉川晃司さん
斎藤一役は江口洋介さん
志々雄真実役は藤原竜也さんです。
藤原竜也さんが出演されたアニメの実写化作品は成功するで有名です。
キャストも凄いのですが、内容も素晴らしく高い評価を受けた作品です。
漫画、アニメ、実写と全て成功した作品は本当に少ないので、古い作品ではありますが是非ご覧になって頂ければと思います。
アニメ版は全94話&劇場版&OVA8話ありますので、頑張ってご視聴下さいませ。
それでは、良きアニメライフをノシ
<2023/12/24追記>
リメイクアニメの出来が良かったので、評価を一段階落としました。