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アニメ批評その577 血界戦線

内藤泰弘先生作品といえばこの方、九谷カエルさんです。
それでは宜しくお願いします!

評価:★★★(原作より見やすさを重視したい人にオススメ)


また内藤泰弘先生関連をレビューします(3度目)

あらすじ

舞台は一夜にして人間界と異界がゴッチャになってしまったニューヨーク、通称ヘルサレムズ・ロット。

特殊な眼を持つ少年レオナルドはふとした事から人間界の秩序を維持する秘密結社【ライブラ】の行動に巻き込まれる。

事件解決後は自らの意思でライブラに加入し様々な事件に遭遇する事となる。

登場人物

レオナルド・ウォッチ(通称レオ)
「神々の義眼」と言うかあらゆるモノを見ることが出来る眼を持つ(正確には持たされた)。
戦闘能力は皆無だが対吸血鬼用の切り札的存在で、その眼を使いライブラのメンバーをサポートする。
[主人公]と言うよりは[語り部]と呼ぶ方がしっくりきます。

クラウス=V=ラインヘルツ
ライブラのリーダー。ブレングリード流血闘術の使い手。
恵まれた体格といかつい人相の割にはかなりの良識人かつ紳士。
強靭な肉体と決して折れぬ精神力の持ち主。

ザップ・レンフロ
斗(ひきつぼし)流血法・カグツチの使い手。
性格は仲間にすら[度し難いクズ]と言われる程のクズでチンピラの様な振る舞い(と言うか本当にチンピラ)と、女癖・金使い・酒癖の他にも全てが悪い。
[ダメ男のロイヤルストレートフラッシュ]だが、実力は本物で技術は天才の所業。
意外と面倒見は良くレオとセットで行動する事が多い。


本作は漫画が原作であり、その漫画では大きなコマを使い必殺技を叫び敵を倒す、と言うシーンが見せ場であり、それをどうアニメに落とし込むかが課題の一つだったと思います。
アニメではお洒落な演出やクールな演出、雰囲気に合った音楽で良く表現されていたと思います。
また最強の敵として吸血鬼を題材にした作品でありますが、その他にもエゲツない技術・魔術を行使する人外の存在がひっきりなしに登場します。
ライブラとしてトラブルに挑む事もあれば、全く関係の無いところでトラブルを解決し世界を救っていたり、ロクデナシが自業自得でトラブルを起こしたりと、はちゃめちゃ感がとても楽しい作品です。


ただ、評価は☆3としましたが、個人的には不満が大きい作品です。
途中でアニメオリジナル展開を挟んできますが、それをやるくらいならもっとキャラクターを掘り下げるエピソードをアニメ化して欲しかったこと。
キャラクターの性格や信頼関係が伝わるシーンがカットされていた事や、シリアスな雰囲気のシーンがややコミカルになっていた点などです。

しかし、これらは内藤泰弘作品に思い入れがある私が個人的に思う不満なので、未視聴の方や見て面白いと感じた方には関係なく楽しめる作品だと思います。


以上

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