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アニメ批評その574 弱キャラ友崎くん

評価:★★(脱陰キャアニメ)

概要

『弱キャラ友崎くん』(じゃくキャラともざきくん) は、屋久ユウキによる日本のライトノベル。

イラストはフライが担当している。

ガガガ文庫(小学館)より2016年5月から刊行されている。

受賞時の作品名は『満点飾りのがんばり論!』。

2015年に行われた第10回小学館ライトノベル大賞における優秀賞受賞作。

『このライトノベルがすごい!』では、2017年版から文庫部門で5年連続TOP10入りを達成した。

2021年1月時点でシリーズ累計発行部数は120万部を突破している。

2017年12月から『月刊ガンガンJOKER』(スクウェア・エニックス)にて千田衛人による本編のコミカライズが、2020年7月より『マンガワン』(小学館)にて吉田ばなによるスピンオフコミカライズ『七海みなみは輝きたい 弱キャラ友崎くん外伝』が連載。

2021年1月からはテレビアニメが放送された。

あらすじ

埼玉県にある私立関友高等学校に通う高校2年生の友崎文也は、「クソゲー」である人生はほどほどに、ハンドルネーム「nanashi」として「神ゲー」である『アタックファミリーズ』(通称アタファミ)を、日本1位をキープし続けるほどの実力と情熱を持ち、心から楽しんでいた。

文也は、唯一『アタファミ』で尊敬している日本2位をキープし続ける「NO NAME」と初対戦の後オフ会に誘われ、リアルで一対一で初めて会うことになる。

しかし、待ち合わせに現れた「NO NAME」の正体は同じ高校に通う、同じクラスで学園のパーフェクトヒロインで、文也とは対極の存在、日南葵だった。

驚きはそれだけではなく、学校で誰にでも分け隔てなく人当たりの良い葵は、「うだつのあがらないやつ」「ゴミみたいな人間」など文也に対して遠慮のない言葉をぶつける。

その葵の遠慮のない言葉を発端に、2人は口論になり最終的に人生では「キャラ差」があり、不平等で自身は弱キャラなりに楽しく生きていると文也は本音を吐露する。

それを聞いた葵は半ば無理やりに文也を自分の家へと連れていく。

そこで葵は日頃から表情、姿勢を巧みに操り見た目までも努力で変えられるという事実を文也の前で実演して見せ、コミュ力や自信すらも努力で補えると宣言する。

葵は尊敬していた「nanashi」こと友崎文也が人生というシンプルで『アタファミ』と肩を並べるほどの「神ゲー」から逃げてること許せず、「人生」という「ゲーム」に本気で向き合えと命令をする。

こうして、文也と葵の奇妙な師弟関係が始まる。文也は人生をゲームとして攻略するべく、「リア充」になることを大きな目標に葵から与えられる小さな目標や課題をこなし、周りの人間を巻き込んで物語が展開していく。

弱キャラ友崎くん - Wikipediaより抜粋

主人公の友崎 文也くんです。
脱陰キャを目指して日々努力します。
こういった作品の主人公にしては、イライラさせられるシーンは少なめだったので私は嫌いではありません。

完璧主義の陽キャである日南 葵ちゃんです。
「鬼タダ!」が口癖で、恐らく鬼正しいの略だと思うのですが、何となく好感が持てません。
世話焼きで努力家で、悪い子では無いと思うのですが好きにはなれません。
ある意味ラブコメ的な作品でもある本作ですが、メインヒロインが不人気なラブコメは流行らないと思うので、2期があるかどうか心配です。

冴えない主人公が葵ちゃんの指導と努力により、徐々にですが陽キャ寄りになってイクという物語です。
↑のあらすじが長かった様に、説明的なシーンが非常に多いのも本作の特徴です。
確かにタメになりそうな知識や考え方の説明がありますが、これが参考になるのは陽キャを目指している男子学生くらいのものなので、そういった意味では需要が限られていると思います。

あと、キャラの顔がハンコ絵過ぎるのもマイナス点です。
作画が悪いとは思いませんでしたし、一人一人のキャラも可愛かったと感じられましたが、あまりにもハンコ絵過ぎました。
アニメなんだから多少元の絵を変えても良かったのでは無いでしょうか。

ディスり気味の記事となってしまいましたが、茅野愛衣さん演じる菊池 風香ちゃんは可愛かったです。
正直風香ちゃんの可愛さ以上に、茅野さんの演技力に惹かれたという部分が大きかったとは思いますけども()


個人的にはそれなりに楽しめた本作ですが、上記に記した通りマイナス点が多かった事と、需要が限られてそうなので評価は★2とさせて頂きます。
それでは、良きアニメライフをノシ

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