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アニメ批評その645 探偵はもう、死んでいる。

タイトル的に「なんか面白そうだな?」と思いつつも視聴しなかったアニメをechoさんがレビューして下さいました。

評価:★★(2021夏アニメのがっかり枠)

概要

『探偵はもう、死んでいる。』は二語十によるライトノベルを原作としたテレビアニメ。

略称は「たんもし」。

イラストは担当はうみぼうず。

原作は2021年8月時点でシリーズ累計発行部数は70万部を突破、MF文庫Jライトノベル新人賞《最優秀賞》を受賞。

『このライトノベルがすごい!2021』で、文庫部門で第4位、新作部門で第3位にランクインした。

アニメは2021年7月から初回1時間スペシャルとしてにAT-Xほかにて放送された。

作者の二語は、大事なものを失った主人公が問題を抱えたヒロインの依頼と向き合う中で、新しい自分を見つけていくことをテーマとする一方で、基本的には明るく楽しい会話劇を心がけていると語る。

あらすじ

巻き込まれ体質の少年・君塚君彦は、上空一万メートルを飛ぶ飛行機の中、探偵を名乗る天使のように美しい少女・シエスタの助手となった。

二人は世界の敵と戦うため、三年にもわたって世界中を飛び回り、目も眩むような冒険劇を繰り広げ-やがて死に別れた。

激動の日々から一年。

高校三年生になった君塚は日常という名のぬるま湯にとっぷり浸かり、ごく普通の学生生活を送っていた。

そんな君塚の元に一人の依頼人が現れる。

「あんたが名探偵?」

同級生の少女、夏凪渚との出会いをきっかけに、過去と現在を繋ぐ壮大な物語が再び始まろうとしていた- 。

君塚 君彦
本作の主人公。18歳。口癖は「理不尽だ」。
4年前に遭遇したハイジャックの一件からシエスタの助手となる。
自他ともに認める「巻き込まれ体質」のお陰で、針金を使った鍵開けや拳銃の心得がある。

シエスタ
名探偵を自称する白髪の少女。
シエスタという名前はコードネームで、本名・年齢・国籍ともに不明。
物語開始時点で故人であり、彼女を中心に物語が進んでいく様になっている。
世界を守るための存在である《調律者》の1人。
シリーズ累計70万部を超える人気ラノベが原作のアニメです。


初回放送は1時間スペシャルで放送され、1話の戦闘シーンは劇場版レベルの神作画で破格のスタートを見せた期待作でしたが…。
ピークは初回スペシャルだけでしたw
おかげで、夏アニメのがっかり枠になってしまいました。
作画は最初が良すぎただけで、特に大きく崩れる事は無かったです。
で、タイトルにある探偵要素ですが、これは全くありませんw
推理ものや頭脳バトルを期待している人は見ない方が良いです。
主人公の君塚やシエスタの持って回ったしゃべり方が探偵っぽいと言えなくは無いのですが、キャラ付けとして口調が名探偵っぽいだけで推理は全くしていません。
ジャンル的にはハーレムラブコメ+異能力バトルで「とあるシリーズ」に近い構成なのですが、問題がもう一つ…。
バトルシーンがまったく迫力が無いw
1話のバトルシーンが良かっただけに、なんでこうなってしまったのか…。
あとはアニメとして魅せる要素は、ラブコメ要素とキャラクターの魅力くらいですが。

これは、メインヒロインのシエスタがめちゃくちゃ可愛いです。
ただしシエスタに比べて他のキャラクターの掘り下げがいまいちなせいでシエスタを越える事が出来ず、最終回まで「シエスタが可愛い」で推すしかないアニメでした。
2話ですでに死んでいる筈なんですけどね…。


実際私も、シエスタの魅力だけでなんとか最終回まで見ましたが、正直それ以外褒めるところが無いアニメです。
最近、ラノベの人気作は外ればっかり引いているような気がします。
ラノベの質が落ちているのか、おじさんの感性が古いだけなのか…。
メインヒロインのシエスタは文句なしに可愛いですので、シエスタの魅力にひかれた方はぜひご覧になって下さい。
では、良きアニメライフを!

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