マイセンのブログ

アニメのレビューとウマ娘の攻略記事がメインです
Twitter→@mysen777

【名馬列伝】ミホノブルボン【サイボーグ】

前回のはブルボンが坂路を広めたという記事でしたが、今回はブルボンが成績だけでは無くレース内容も素晴らしかった事を世に伝える記事です。

・衝撃のデビュー戦

3歳馬(今でいう所の2歳馬)とは思えないタイムを坂路でバンバン出していた訳ですからデビュー戦は当然一番人気な訳ですが・・・

ミホノブルボン 第1戦3歳新馬 芝1000(良)
出遅れてしまい後方からのレースとなったブルボンです。

4コーナー手前ではブルボンは矢印の位置にいますが、

直線一気のごぼう抜きで勝ってしまいます。
この時の勝ちタイムは58秒1
上がり3ハロンは驚異の33秒1というアホみたいな速いタイムを叩き出しました。
デビュー戦でここまでインパクトのある馬はそうそう出てきません。

・2戦目も圧勝

ブルボンのデビュー戦を見逃していた私でしたが「アホみたいな勝ち方をした凄い馬がいる」と聞き2戦目のレースには既に注目しておりました。

500万下という条件レースで相手は弱かったとはゆえ、圧倒的な力を見せつけての圧勝でした。
「これは独走ミホノブルボン、坂を駆け上がってリードは開く一方!」
この実況解説を聞いた時、私はブルボンがダービーを勝つんじゃないか?と胸を高ぶらせました。

・能力に疑問視されたスプリングステークス

朝日杯3歳ステークスを勝ったブルボンでしたが2着との差はわずかで、しかもスプリングステークスは距離が200m伸びるという事で人気も2番手に甘んじる事となりました。
私も友人から「朝日杯を見る限り1600mがギリギリで1800mはきついでしょ」と言われ、ブルボンの単勝馬券を1万円購入する予定を500円にまで減らしました。
ちなみにこのレースはライスシャワーやマチカネタンホイザ、サクラバクシンオーとウマ娘ではお馴染みの馬達も出場してました。
調教師の戸山さんは「距離を考えてわざわざ抑えなければいけないような常識的な馬に育てた覚えはない」という事で小島騎手にいつものペースでイク様に指示しました。

バクシンオーと先手争いをするという熱い展開を経て、7馬身差の圧勝で幕を閉じました。
私「ほらぁ!ブルボンつよいじゃーん!俺は信じてたからね!」
友人「ビビッて500円しか買わなかったじゃんw」
今ではいい思い出です。

・クラッシック1冠目の皐月賞

後に「始まる前から結果がわかっていた」と言われたレースです。

「先頭はブルボン!ブルボンだブルボンだ!強いぞ強いぞ強いぞ!ミホノブルボン逃げ切った!」
スプリングステークス程の着差は付きませんでしたが、まずはクラッシック1冠目を圧勝で手にしたブルボンです。
※ライスシャワーは8着

・限界を感じなかった日本ダービー

皐月賞を圧勝したブルボンでダービーも1番人気だったモノの多くの競馬新聞で「ブルボン距離限界説」が囁かれ、周りの友人達も「オッズ的に美味しく無い上にスタミナ切れそう」という事でブルボンを外して馬券を買ってた人達が多かったです。

「400を切る!ここからはブルボン未知の世界!」
このレースを友人宅で観ていたのですが、穴馬券を買っていた友人のお父さんが「ここらでバテるやろw」と呟いたのを聞きながら私は必死にブルボンを応援しました。

「ブルボン3馬身から4馬身!恐らく勝てるだろう!×2もう大丈夫だぞ!ブルボン2400、3馬身から4馬身5馬身リードで逃げ切った!!」
オグリのラストラン以来の衝撃を受けました。
先行した馬はライスシャワー以外は全てバテてしまう様なレースだったのですが、この時ブルボンが刻んだラップタイムは以下の通りです。

12.8-11.7-12.3-12.2-12.2-12.2-12.5-12.5-12.3-12.6-12.0-12.5

他の馬の存在など関係無く、12秒台のペースでひたすら正確に走るというまるでサイボーグの様な走りでした。
※ライスシャワーは2着

・京都新聞杯

菊近し 淀の坂越え 一人旅

杉本清アナウンサーがレース中に一句詠んでしまうくらいの楽勝でしたが、またしても2着にはライスシャワーです。
戸山調教師は「あの馬が怖い」とライスシャワーを警戒していたのですが、短距離血統のブルボンに対して血統も体型も典型的なステイヤーのライスはかなり怖い存在となっておりました。

・運命の菊花賞

結果はアニメと同じです。
戸山調教師も「3000mであろうと力で押し切れ。ブルボンはそれだけ鍛えてきたのだから」と指示する一方で「本当は使いたくない、菊花賞に出すのは人間の欲目だよ…」とも漏らしていたそうです。
キョウエイボーガンが宣言通り暴走気味の逃げを打った為、2番手に控えたブルボンは明らかに掛かり気味でした。
もしキョウエイボーガンがいなかったらとかブルボンがそれ以上の逃げをしたらとも思いましたが、レコードで勝ったライスも凄かったので一瞬呆然としたモノの勝利したライスを称えました。
※今までブルボンを単勝で買っていた私が馬連で馬券を獲ったから許せたというのがというのが9割なのは秘密です。

もしライスがいなかったらブルボンは3冠を達成出来ていたかもしれません。
しかしライスがいたからこそブルボンは強かった!とも言えます。
皆さんもご存じの通り、ライスは春の天皇賞を2度も勝っており内1回は当時現役最強だったマックイーン相手にレコード勝ちを納めております。
同世代の馬が弱いとクラッシック3冠を達成しても評価されない事がありますので(ミスターシービーの様に)ライスの存在は大きかったはずです。


私の中で最強の逃げ馬はサイレンススズカにより塗り替えられはしましたが、競馬を大好きになった切っ掛けを作ってくれたブルボンは20年以上経った今でも一番好きな馬です。

まさかウマ娘というゲームが出てブルボンを育成する事になるとは思いもよりませんでしたが、多くの方がブルボンという偉大な馬の存在を認知してくれた事に深く感謝しております。
ありがとうCygames
ブルボンの活躍をもっと知りたい方はyoutubeで当時のレースを探してみて下さい。
ブルボンの衣装違いが出る日を楽しみに今日もウマ娘の育成に勤しむ私です。
それでは、良きウマ娘ライフをノシ

にほんブログ村 ゲームブログ スマホ・携帯アプリゲームへ
にほんブログ村

×

非ログインユーザーとして返信する