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アニメ批評その660 ∀ガンダム

評価:★★(ガンダムの終着点)

概要

『∀ガンダム』(ターンエーガンダム、Turn A Gundam)は、サンライズ製作のテレビアニメで、『ガンダムシリーズ』に属するロボットアニメ作品。

1999年(平成11年)4月9日から2000年(平成12年)4月14日までフジテレビ系列(一部を除く)で全50話が放送された。

略称は「∀」(ターンエー)。20世紀最後のガンダムシリーズ。

2002年にはアニメーション映画として『∀ガンダムI 地球光』と『∀ガンダムII 月光蝶』が2部作として劇場公開された。


総監督にガンダムの生みの親である富野由悠季が就き、メカニックデザインに映画『ブレードランナー』『スタートレック』のシド・ミード、キャラクター原案にゲーム『ストリートファイター』などを手がけたカプコン(当時)の安田朗が参加した。

音楽は富野の前作『ブレンパワード』から引き続いて菅野よう子が担当した。

ミードの∀ガンダムのデザインは機械の合理性を強調したもので、従来のガンダムタイプとは大きく異なる外観を持つ。

これは放映当時から不満の声が多く、富野は書籍のインタビューなどで「僕がガンダムのメカ・ファンだったら『∀』は承認しない。そんなことはわかっている」「(当時)あれ以上のものを手に入れる事ができなかった」などと発言している。

劇中でも∀ガンダムは「不細工だ」と言われるシーンがある。

ガンダムシリーズで唯一、外国人デザイナーがメカニックデザインを務めた作品である。

あらすじ

『月の民』(ムーンレィス)のロラン・セアックは、地球先行潜入員に選ばれ、フランとキースとともに地球に降下する。

ハイム鉱山を目指す道すがらロランはうっかり川で溺れ、「成人式」の禊ぎのため川に居たハイム姉妹に助けられる。

その姉・キエル・ハイムは月の女王ディアナに瓜二つであった。キエルの計らいでハイム鉱山に職を得たロランはその後ハイム家の運転手となり、フランとキースもそれぞれ新聞印刷所とパン屋の従業員としてノックスに暮らし始める。

姉妹の妹・ソシエはどこか普通とは異なるロランに興味を抱き、なにかにつけ詮索する。

その頃、イングレッサ領主・グエン・ラインフォードはムーンレィスによるアメリア大陸への入植要請に対応していた。

彼らに脅威を感じたグエンは市民軍「ミリシャ」を増強し、飛行機などの兵器の生産を急がせていた。

∀ガンダム - Wikipediaより抜粋

アムロやシャアが出て来る正史とされているガンダムの終着点です。
機動戦士ガンダムシリーズはここで完結となります。
富野監督も「ガンダムの総決算」と語っておられます。
しかしかなーり遠い未来の話なので、

『∀ガンダム』の時代に辿り着くまでには、あと100本の『ガンダム』を作っても余裕がある時間を作ってある

との事で、本作の後も様々なガンダム作品が制作されております。

それでは作品の内容説明に移らせて頂きます。
コチラがお髭のガンダムです。
デザインがダサ過ぎるとガンダムファンからもそうで無い方々からも叩かれまして、作中でも「お髭のガンダム」とか「不細工だ」とか言われてます。

主人公はロラン・セアック君です。
真面目で優しい子ですが、

彼の女装に性癖を狂わされた方もいらっしゃったかと思います。

「誰がメインヒロインか?」という話になると意見が分かれるのですが、私の中ではこのソシエちゃんです。
異論は認めません。

本作のモビルスーツは大昔のメカを地面から発掘し→修理して使うというモノです。
アナハイムエレクトロニクスが作ってくれる訳ではありません。

こうして見ると「あれ?どこかで見た事あるメカがいるぞ!?」って思いますよね?

コレはザク・・・では無くボルジャーノンです。
本当はザクなんですけど、ボルジャーノンと命名されたのでボルジャーノンです。

他にも発掘された懐かしいというか、可愛いモビルスーツが登場します。
「カプル萌え」という言葉もこの時生まれたと記憶しております。

登場人物は全体的に濃いです。
ハリー・オードさんとかクソダサでしたが、個人的には好きです。

ターンAターン
極めつけはこのOPです。
西城秀樹さんが熱唱するOPは賛否が分かれました。
私は西城秀樹さんもこのOPも好きでしたが、周りでは「あんなのガンダムじゃない」とまで言われて悲しかったです。

戦闘シーンはバリバリありますが、全体的な雰囲気が牧歌的でほのぼのしているのは間違いありません。
他のガンダム作品と比べると、確かにカッコ良さという点では最低評価かもしれません。
しかし他作品には無い魅力があり、それは濃いキャラクターばかりなのに牧歌的で安らぎを与えてくれる本作特有の面白さというか温かさの様なモノです。
個人的には好きな作品ですが、不人気作である上に富野監督も出来には納得していない様子なので評価は★2にしておきます。
それでは、良きガンダムライフをノシ

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