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アニメ批評その714 惡の華

評価:★(ロトスコープがアカンかった)

概要

押見修造による日本の漫画作品。

『別冊少年マガジン』(講談社)2009年10月号(創刊号)から2014年6月号まで連載された。

2013年にはテレビアニメも放送された。2019年9月には実写映画が公開。


アニメは全13話で2013年4月より6月まで放送された。

日本のテレビアニメでは史上初の全編ロトスコープを用いた作品となっており、絵は原作とは全く違う実写タッチのものになっている。

音声収録は広域録音に適したガンマイクを使用しており、演技においても実写を意識している。

当初は監督の長濱の意向で「原作の絵に寄せる形で」と製作する予定だったが、実写の撮影をしている途中監督は「もうキャラでも役者でもない人になっていく、言ってしまえばモーションキャプチャーに近い形になっていく、自分達のやりたいのはモーションキャプチャーかな?そうじゃない」と思うようになり迷った末そのまま(実写の俳優に近づける形で)いく事になった]。

また監督は原作者の押見に「原作の絵に近付けたりした方がいいですか?ロトスコープの役者さんの顔を?」と聞いた所「いえ!、あの・・全く違う物の方がいいです。役者さんの顔に寄せて下さい、役者さんの顔でやって下さい」となり現在に至る。

あらすじ

クラスの美少女・佐伯奈々子に密かに想いを寄せる春日高男。

ある日の放課後、出来心により彼女の体操着を盗んでしまうが、その様子は嫌われ者の女子・仲村佐和に目撃されていた。

窮地に陥り、仲村からの無茶な要求に翻弄される中、意外なきっかけから佐伯と付き合うことになり、春日は恋心と背徳の自己矛盾に苛まれる。

そんな彼に呼応するかの如く、佐伯も内に秘めた意思を徐々に示すようになる。

現実社会の閉塞感に自己認識を見出せず、遣る瀬無い自我を抱える3人の中学生のアイデンティティは互いに交錯し、儚い逸脱へと舵を切っていく。

惡の華 - Wikipediaより抜粋


最初に申し上げておきます。
本作は非常に評判が悪く、私の評価も同様に低いです。
本作の良い点と悪い点をご紹介していきます。

↑漫画版の主人公はこんな感じの冴えない男です。

↑アニメ版はコチラ
ロトスコープを用いた結果、こうも変わってしまいました。
新人声優を起用した事により、情けない男を表現出来た点は悪く無かったと思います。

↑主人公が好きになった女の子です。

↑アニメではこんな感じです。まだ許せます。

↑漫画版のキチガイメインヒロインです。

↑アニメ版はこんなです。これは許されません。
アニメ版でも可愛く見えなくも無い時があったりなかったりしますが、

漫画版と比べてしまうと、あまりにもウンコです。
コレは私の好みの話では無く、本作を観た99%くらいの方の意見だと思って下さい。

キャラデザというか、ロトスコープのせいでもう視聴意欲が無くなってしまった多数の作品でしたが、内容はそんなに悪くはありませんでした。
まるでホラー作品を観ている様な感覚で、観る度に精神力が削られた為、1話観てはゲームをやったり漫画を読んで精神力を回復してから再び視聴するを繰り返しました。
※実は1話切りをしていたのですが、レビューを書く為に全話再視聴しました(褒めて)
毎回飽きさせずに狂気を振りまき、私を苦しめました・・・
決してこの作品が好きになった訳ではなく、面白いなと感じた訳では無いのですが、精神力を削られながらも先が気になるストーリーだったので、内容は悪くないんだと思います。
演出面に関してもロトスコープのおかげかはわかりませんが、不気味さを強く感じる事が出来たのはプラス材料なのかもしれません。


メインヒロインが本当に頭のおかしい子で、普段「ヤンデレの子が好き」とか言ってるカジュアルヤンデレ好きの私の手には負えない子でした^^;
終盤までそれなりに楽しんで視聴していた私ですが、最終話がアカンかったです。
原作も訳のわからん終わり方をしているのですが、アニメ版では更に意味不明な終わり方です。
仮にロトスコープを用いずキャラデザ面に問題が無かったとしても、あの終わり方では高評価する事が出来ません。
監督と原作者がノリノリで制作したと聞いておりますが、これは視聴者が欲するモノには程遠かったと思います。
監督さんは実績のある方ですし(デトロイト・メタル・シティは非常に良かったです)原作者の押見先生の作品もかなり読んでいる私です。
(当時のアニメでは)新技術であったロトスコープのせいで、色々と狂ってしまったんじゃないかなぁ?と思う私です。

【ED】惡の華「花 -a last flower-」
EDはキモチワルイと不評でしたが、私は不気味さがより際立って良いと感じてしまいました。

原作の漫画も結構人気があるのですが、実写映画も好評でした。
どう考えてもアニメ化は失敗です。
評価は文句無しの★1です。
「クソムシが」
それでは、良きアニメライフをノシ

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