マイセンのブログ

アニメのレビューとウマ娘の攻略記事がメインです
Twitter→@mysen777

アニメ批評その731 リアデイルの大地にて

評価:★★(設定は良かったが)

概要

Ceezによる日本のなろう系ライトノベル。

小説家になろうにて2010年11月から2012年12月まで連載された。

Web版の続編として『砂塵の向こう側にて』(小説家になろうで連載)、『リアデイルの大地より』(カクヨムで連載)の2作品がある。

その後、単行本がKADOKAWA(エンターブレイン / ファミ通文庫編集部)よりB6判のサイズで2019年1月から刊行された。

イラストはてんまそが担当している。

メディアミックスとしてコミカライズが、月見だしおによりウェブコミック配信サイトの『WEBデンプレコミック』にて2019年7月にて連載開始し、同連載サイトの廃止により後継の『電撃コミックレグルス』にて継続中で、また、2021年2月にはアニメ化が発表された。

あらすじ

事故で半身不随となり、病室で寝たきりとなっていた各務桂菜は、VRMMORPG『リアデイル』の中で遊ぶ日々を過ごしていた。

しかし、ある時目を覚ますと、そこは自分が知っている『リアデイル』から200年が経過した世界で、さらに自身は『リアデイル』でのアバターであるケーナとなっていた。

ログアウトも運営への連絡もできないまま混乱するケーナは、病院が停電になったことによって生命維持装置が停止し、桂菜の肉体が死亡したという事実をサポートAIから知らされる。

リアデイルの大地にて - Wikipediaより抜粋

よくある異世界転生というか、ゲームの中に入り込んでしまった系の作品です。
本作は他のそういった作品に影響を与えた名作と聞いて視聴に臨みました。

主人公のケーナさんは同ゲームの全スキルを習得した「スキルマスター」の一人で、ゲーム内のレベルも通常の限界である1000を超え、転生時点で1100に達してます(限界突破者)
まるでオーバーロードのアインズ様の様なチートっぷりですが、

二人の息子と娘がいます。

結構ブチ切れやすい性格で、息子達が何かやらかす度にキレてる印象です。
ここら辺の演出を面白いと見るか否かで本作の評価が分かれます。

原作は10年くらい前から連載が始まったのですが、それにしてもギャグパートが昭和です。
原作が悪いのか、アニメの表現方法が不味かったのかは存じませんが、どうにも古臭くて「厳しいなぁ」と感じてしまいました。
物語もケーナさんが強すぎてドキドキする様な場面もありませんでしたし、意外な展開という事も全くありませんでした。
つまらないといったら言い過ぎかもしれませんが、けっして面白い作品では無いというのが私の評価です。
防振りのメイプルちゃんと比較すると若々しさが感じられないというか、可愛さが足りないとも感じました。
主人公が無双する事自体はよいのですが、その際に爽快感の様なモノも感じられませんでした。

散々ディスってしまいましたが、異世界転生やゲームに入り込み系の作品をあまり観た事が無いという方には強くオススメ出来ます。
ストーリーや設定がわかりやすく、今後そういった作品を視聴する際に本作が良い基準となりそうだからです。
逆に目の肥えた方には退屈に感じられる事でしょう。
小野大輔さん演じる長男が少しだけ面白かったのですが、主人公が目立ちすぎて他に魅力的なキャラが見当たらなかった点もマイナスです。
という事で評価は★2です。
これ系のアニメは数が多いので、厳しめの評価でごめんなさい。
それでは、良きアニメライフをノシ

にほんブログ村 アニメブログへ
にほんブログ村

×

非ログインユーザーとして返信する