アニメ批評その841 頭文字D
評価:★★★(車に興味が無くても面白い)
概要
しげの秀一による峠の走り屋の物語。
それを原作にしたテレビアニメおよび映画。通称「イニD」。
『週刊ヤングマガジン』(講談社)にて、1995年30号から2013年35号まで連載された。
2021年4月時点で累計発行部数は5500万部を突破している。
アニメの関連CDは70万枚、ビデオとDVDは合わせて50万本を販売している。
あらすじ
藤原拓海(ふじわら たくみ)は群馬県渋川市に住む一見ごく普通の高校生だが、父が営む「藤原とうふ店」の配送を中学生時代から手伝い、秋名山の峠道で日々AE86型(ハチロク)スプリンタートレノを走らせるうちに、非凡なドライビングテクニックを身に着けていた。
それは全て、かつて「伝説の走り屋」と言われていた父・藤原文太(ふじわら ぶんた)による英才教育だった。
ある日、赤城山を本拠地とする走り屋チーム「赤城レッドサンズ」のNo.2である高橋啓介(たかはし けいすけ)に勝利したことで、「秋名のハチロク」の噂は群馬県内全域に広まっていく。
頭文字D - Wikipediaより抜粋
最初のアニメ化は1998年でTV版だけで5作品もあり、他にもOVAや劇場版まであります。
「車に興味が無い」
「CGが多いアニメは嫌い」
こんな事を口にしていた方にオススメしたら激ハマりしたので、男の子だったら大体の方が楽しめるのでは無いか?と思います。
主人公の藤原 拓海くんです。
お豆腐を配送している内に車の運転が上手になりました。
茂木なつき
近年稀に見るクソビッチ
イニD=車に特化した作品と思われがちですが、人間関係というかその辺も非常に面白いです。
Initial D Best Racing Moments!
それとBGMがカッコいいです。
アニメ序盤は作画が(今から20年以上も前なので)残念ですが、徐々に鮮麗されてイクので、それを楽しむのも一興です。
m.o.v.e / Gamble Rumble
個人的に一番好きな楽曲は劇場版の主題歌で使われた「Gamble Rumble」です。
超絶カッコいい曲なので一度は聴いて下さい。
スーパーカブをJKが二人乗りしただけで炎上するこの時代には刺激が強すぎる作品かもしれません。
しげの秀一先生がイニDの連載を急遽辞めて「MFゴースト」の連載を始めたのは、その辺の事情があったのかもしれません。
法令違反となるバトルを繰り返していたイニDとは異なり、ちゃんとしたレースとして成立しているのが「MFゴースト」の世界観です。
来年アニメ化されるのですが、イニDの登場人物も出てきますのでイニDがお好きな方は外せない作品となっております。
それとアニメを全く観ないという方がイニDからアニヲタになる例もあるみたいです。
車好きという切っ掛けがあるにせよ、本作が素晴らしい作品だからでしょう。
車好きの方は勿論、そうで無い方も試しに少しでも観て頂ければと思います。
1,2回レースのシーンを観れば、きっと好きになると思います。
来年放送予定の「MFゴースト」も楽しみです。
それでは、良きアニメライフをノシ