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アニメ批評その775 七つの大罪

評価:★★★(キャラデザで好みが分かれる)

概要

鈴木央による日本の漫画。『週刊少年マガジン』(講談社)にて2011年52号の読切作品を経て、2012年45号から2020年17号まで連載された。

2015年、第39回講談社漫画賞・少年部門受賞。本編完結時点で累計発行部数は3700万部を突破している。

2014年4月16日にテレビアニメ化が発表され、2020年までにスペシャルアニメおよび劇場アニメを含む計5作品が製作された。

2021年1月27日から週刊少年マガジンにおいて、正統の続編である『黙示録の四騎士』の連載が開始された。

あらすじ

ブリタニア随一の大国・リオネス王国は、聖騎士達による『聖戦』のための軍備強化、更に増長した彼らの横暴によって荒れに荒れていた。

十年前に聖騎士長殺しの濡れ衣を着せられた伝説の騎士〈憤怒の罪〉のメリオダスは、身分を隠して移動酒場を営んでいた折、自らに救国の助命を乞う第三王女エリザベスと出会う。

片や冤罪の真実を知るため、片や母国を救うため、喋る豚ホークをともない、散り散りになったメリオダスの同朋である伝説の騎士団〈七つの大罪〉の行方を探し求める。

旅の末、やがて〈嫉妬の罪〉ディアンヌ、〈強欲の罪〉バン、〈怠惰の罪〉キング、〈色欲の罪〉ゴウセル、〈暴食の罪〉マーリンが二人と一匹の元に集まった。

六人まで結集した〈七つの大罪〉は、十年ぶりに戻った王都において、濡れ衣を着せた真犯人である、魔神族復活を目論む聖騎士長ヘンドリクセンと決戦。すべての名誉を回復した六人は、エリザベスとともに英雄としてリオネスに帰還する。

七つの大罪 (漫画) - Wikipediaより抜粋

主人公のメリオダスです。
本作は王道なファンタジー作とも、どこかで見た様なバトル作とも言われておりますが、難しい事を考えなければ楽しめる作品だと思います。

コチラがメインヒロインのエリザベスさんです。
初見だと「これがメインヒロイン?」と思われる方も多そうな気がしますが、とても魅力的な女性です。

んで、コチラのディアンヌちゃんですが、

巨人族です。
メインキャラの女の子を巨人にするというセンスには脱帽です。
本作において私が最も評価している点です。

本作をどの様に紹介すればいいのか結構悩んだのですが、要点をざっくりと申し上げた方がわかりやすいかな?と思ったのでざっくりサクサクいかせて頂きます。
個人的にはキャラの一人一人が魅力的で、特に巨人族の少女であるディアンヌちゃんなどは色んな意味で素晴らしいと思ってますが、正直キャラデザが微妙です。
カッコいいキャラもいるのですが「作品を観た事は無いけどこのキャラは知ってる!」みたいな人気キャラは皆無です。

このキングとかも主要キャラの一人なのですが、もう少しカッコよくても良かった気がします。
ファンの方には申し訳無いのですが、全体的に流行りの絵では無い気がします

ストーリーは面白いと思ったし、バトルシーンの表現方法とかも良かったと思います。
本作はそれなりの人気作ではあるのですが、内容的にもっと評価されるべきです。
しかし、正直私はこの作品が好きではありません。
なんというか、アニメの批評目線で考えた時には「良い作品」という評価になるのですが、個人の好き嫌いで考えると好きな作品では無いのです。
その理由について考えた時に、前述の通り「キャラデザが気に入らないから好きになれない」という事以外思いつきませんでした。
私の好みはどうでも良い話なのですが、内容の良さに見合った人気がある訳では無いので、多くの方がそう感じてそうな気がします。

◆結構アンチが多いのかも?

ドラゴンボールのパクりと言われる事が多いのですが、確かに似ている個所はまぁまぁあります。
相手の戦闘力を測る「バロールの魔眼」なるものがドラゴンボールのスカウターと一緒やんけ!という声もあるのですが、偉大なるドラゴンボールのパクりというか参考にした設定は他作品でもよく見かけるので、それだけで駄作の烙印を押すのは酷な気がします。
バトルシーンにおいて必殺技が少ないという声も聞きましたが、必殺技にのみ頼るバトル作品はもう流行りませんし、本作のバトルシーンが悪いと思った事はありません。
むしろかなり良い方です。
七つの大罪という設定も設定の軸としては良いと思います。
ドラゴンボールだって西遊記の設定をパクった処から始まってますし、ワンピースだって実在する有名人を模したキャラを多数登場させてますので、本作だけがパクりだの独創性が無いだの言われるのはおかしいというのが私の意見です。
駄作を評価する際に「〇〇の劣化」とか「△△のパクり」という言い方をする時がある私ですが、本作においては「かなり似ている個所があるが許容の範囲内」であり、単純と言われているストーリーもマイナス要素では無く「わかりやすくて面白い」という評価です。

◆作画崩壊について

本作はアニメ5期+劇場版があるのですが、その中の3期の作画が終わってます。
安定クォリティーのA-1 Picturesが制作したのに何故こんな事に・・・?
4期からは製作がスタジオディーンに変更されるほどでした^^;
5期まである中でのど真ん中なので、まぁ2期までの作画を脳内保管して3期を乗り切れば4期以降は大丈夫です。

◆結論

褒めてるんだか貶してるんだかよくわからない記事になってしまいましたが結論は、
・ストーリーや設定はわかりやすくて面白い
・キャラデザが微妙で人を選ぶ
・3期の作画だけがゴミクズカス

総評として無難な★3評価ですが、人によっては★1にも5にもなりそうです。
ここまで評価の幅が広そうなアニメは珍しいので、試しに1期だけでも観てみて下さい。
それでは、良きアニメライフをノシ

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