アニメ批評その776 ライフル・イズ・ビューティフル
主人公を演じてるのがMachicoさんなので、いつか観ようかな?と思ってたのですが、先にechoさんがレビューしてくれました。
評価:★★(ビームライフル競技が絵的に地味なのがもったいない)
概要
ライフル・イズ・ビューティフルは、サルミアッキによる漫画を原作としたテレビアニメ。
通称『ライフル』
実弾を使用しないビームライフルの射撃競技を主軸とした部活動漫画。
2019年からTOKYO MXほかで放送された。全12話。
あらすじ
小倉ひかりはライフル射撃が大好きな高校1年生の女の子。
努力して射撃部のある女子高の千鳥高校に入学したが、肝心の射撃部は廃部になっていた。
部を復活させるためには一日で4人の部員を集めなければならなかったが、運のいいことに中学最後の試合で一緒だった同じ1年生の経験者を4人集めることができ、再開することができた。
本作は、そんな千鳥高校射撃部の日常を描いている。
小倉 ひかり
主人公。小学生から射撃競技をはじめた1年生。
4人の中で一番アベレージは低いが、ここぞという時の集中力が凄い、ムラのあるタイプ。
フレンドリーで誰とも気軽に接する天然系。
渋沢 泉水
ひかりの小学校からの幼馴染でしっかり者。
射撃の成績は大崩れもなければ大当たりもない安定した成績。
ひかりに対して保護者のように接する一番の理解者。
姪浜 エリカ
ロシア人とのハーフでお嬢様。
かなりの実力者だが中学最後の大会でひかりにフロックで負けてしまい、そのことが気になっていた。
高飛車な割に脇が甘く、ひかりとは対照的にプレッシャーに弱いが、後半で巻き返すスポコン脳。
五十嵐 雪緒
ジュニア大会で入賞するほどの腕前。
花粉症で薬が切れると涙で集中力が削がれる弱点を持つ。
無表情で何を考えているかわかりにくいがお茶目な一面も。
メンバー内で最も安定しつつ新記録を叩き出す部内のエース。
可愛い女の子4人によるマイナースポーツ部活ものアニメです。
日常パートはゆるーく可愛く、部活パートは結構まじめにスポコンアニメしてます。
作画が良いとは言えないものの安定しています。
キャラクターは可愛くて個性もはっきりしているので、日常系パートの女の子の掛け合いだけでも楽しめると思います。
部活パートについてもちゃんと描かれていて、ビームライフル競技の難しさ、精神面が重要なところが伝わってくるので試合展開なんかも気になるように出来ています。
しかし、いかんせんビームライフル競技自体が動きが少なくて絵的に映えないところ、それに個人競技なのでライバルとの駆け引きとか、作戦を立てると言ったようなストーリーの盛り上げ方が出来ないので、面白みが伝わりにくいのがもったいないところです。
アニメとしての出来はそこそこ良いだけに、競技が魅力的ならもうちょっと面白くなっただろうなと思います。
日常系アニメが好きな人、部活ものが好きな人にはお勧めです。
そして、主役の小倉ひかりはウマ娘でトウカイテイオーを演じているMachicoさんなので、Machicoさんファンの方にもお勧めです。
では、良きアニメライフを!