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アニメ批評その780 ダンス・ダンス・ダンスール

「昔ダンスダンスダンスって競走馬がいたなぁ?」と思った私です(クソリプ)
っという事で、レビュアーは水曜日担当のechoさんです。

評価:★★★(圧倒的な作画と心揺さぶられるストーリー)

概要

ダンス・ダンス・ダンスールは、ジョージ朝倉が週刊ビッグコミックスピリッツで連載中漫画を原作としたアニメ。

バレエに密かな憧れを持って生きてきた主人公が、転校生との出会いをきっかけに、本気で男子バレエに取り組む姿を描いた青春ストーリー。

2022年6月時点で部数は230万部を突破している。

2022年4月から毎日放送・TBS系列『スーパーアニメイズム』枠にて放送された。

動画配信はディズニー+独占配信。

あらすじ

幼少期にバレエを諦めた中学2年生の村尾潤平は、「男らしく」あろうとジークンドーに精を出していた。

そんなある日、潤平の“跳び蹴り”を見たクラスメイト・五代都から、一緒にバレエをやろうと誘われる。

わけもわからず連れてこられた場所は、彼女の母親が開いたバレエスタジオ。そこで、「あのとき」の感覚が蘇り……。

村尾潤平
中学2年生。
バレエに惹かれながらも、父の死をきっかけにその想いを封印。
バレエ向きの肉体、体幹、バネを持つが自己流であるため癖が強く、調子に乗りやすいのが玉にキズ。
努力は惜しまないタイプ。

森 流鶯
中学2年生。
英才教育を受けてきたバレエの天才だが人と接するのが苦手な引きこもりで、五代家で暮らしながら一人で練習している。
かなりの負けず嫌い。その過去や家族構成には謎が多い。

五代 都
中学2年生。
潤平の通う中学校に転校してきた美少女。
五代バレエスタジオの指導者・千鶴の娘で、幼少期からバレエを習っている。
潤平をバレエに誘った張本人。

バレエダンスを題材にした青春ストーリーアニメです。
スポコンものではあるのですが、最近多い論理的に分かりやすくスポーツの魅力を伝えてくれるスポコンアニメとはちょっと趣きの違う、芸術的、感覚的な表現の多いアニメでした。
感覚的な表現が多いと聞くと取っつきにくいと思う人もいると思うのですが、MAPPAの圧倒的作画で納得させられてしまう迫力のあるシーンが多いので特に心配いりません。
登場キャラクターはいかにも中学生らしい純粋さと不安定さを持っていて、時に素直な思いに感動し、時に残酷さに心揺さぶられる、やはり最近のストレスの少ないアニメとは一線を画していると思います。
特に序盤のイジメの描写はいじめる側、いじめられる側、そしてそれを傍観する潤平の描写、全てを万遍なくリアリティをもって描いているので、人によってはここで視聴もやめた人も多いと思います。

それでもそこから解放されるダンスのシーンは圧倒的な迫力で、久しぶりにアニメを見て心揺さぶられました。
少し特殊で重いシーンも多いアニメなので好みは別れると思うのですが、唯一無二の魅力がある作品です。
ぜひ多くの人に見て欲しいのですが、大きな問題は配信がディズニー+独占だという事です。
最近ディズニー+はアニメに力を入れているのでこの機会に入るのもありだと思いますが、動画配信サイトも増えてきているので全部入れる訳でもなく難しいところです。
しかし、ディズニーマネーのおかげでこれだけ高いクオリティーのアニメになっているのも事実です。
ぜひディズニーの力で2期もお願いしたいと思います。
では、良きアニメライフを!

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