アニメ批評その1050 JKめし!
評価:★(タメにならな過ぎ)
概要
『JKめし!』(英称:JK-Meshi!)は、日本の短編アニメ作品。
TOKYO MXにて2015年10月より2016年3月まで放送された。
5分枠放送。
3人のJK(女子高生)が、試験勉強の合間を縫って作る簡単でおいしいB級グルメ「JKめし」を紹介するストーリー。
5分枠のショートアニメですが、飯テロ作品という事で「良さげなレシピとかが知れたらいいな?」くらいの淡い期待を抱いて視聴に臨みました。
作画はご覧の通りウンコです。
とても2015年に製作されたとは思えません。
作中で紹介された料理はほぼほぼクソみたいなモノばかりなのですが、特に酷かったのが「カップうどんにたこ焼きを入れたヤツ」です。
本作のコンセプトがB級グルメというのは理解しておりますが、余りにも視聴者を馬鹿にし過ぎです。
極めつけはコレ。
飴ライスです。
作中でも「不味い」と言われており「そんなの当たり前だろ!」と憤慨した私ですが、意外にも視聴者(の一部)にはウケが良かった様で、実際作ってクックパッドに掲載した猛者まで現れました。
明らかに料理を冒とくしている本作ですが、ギャグはつまらないし作画はクソ過ぎるしで「観る価値の無いアニメ」だと思っておりました。
ですが、飴ライス回から少しずつ人気?が出てきましてあ「秋アニメで最低人気、低予算で声優は三人だけ」という自虐ネタがウケておりました。
2クール放送していたのですが、後半はスタッフが変わったせいかギャグにキレが増してきました。
料理の酷さというか手抜き感は相変わらずでしたが、最初からこのクォリティーだったらもう少し人気が出ていたかもしれません。
にしても、本作を観て有難い知識が得られるという事は無く、お手軽がウリのB級グルメという視点で見てもマネしようとは思わないという事を考えますと、コンセプト倒れだった感は否定出来ません。
作画の酷さも合わさって、評価としては★1を付けるしかありません。
徳井青空さん演じるルリ子がちょっと面白かっただけに残念です。
それでは、良きアニメライフをノシ