アニメ批評その1011 ドラゴンボール超
評価:★★★(ネタを許容出来るかどうか)
↑コチラの続編となります。
放送時期的にはドラゴンボールGTの方が先なのですが、時系列的には本作がZの後の話です。
ご存じの方も多いかとは思いますが、スーパーサイヤ人の上をイク「スーパーサイヤ人ブルー」だの「スーパーサイヤ人ゴッド」だのインフレ具合は相変わらずです。
劇場版のストーリーもしっかりと収録されておりますので、Zから本作にスムーズに移行出来ると思います。
フリーザ様も金ぴかになってますが、悟空達と共闘する流れとなります。
敵が味方になるのはドラゴンボールあるあるですが、これは熱い展開です。
◆ネタを許容出来るか?
本作はコメディー要素強めです。
「ベジータのイメージが崩れた」とお嘆きの方がいる一方で「これはこれで面白いからヨシ」とする方もいらっしゃり、賛否が分かれました。
特にヤムチャの扱いが酷くて、既存のファンは「ヤムチャを愚弄し過ぎ」とお怒りの方も多かったです。
個人的には新規の方も既存のファンも楽しめた方が多かったのでは無いかとか、ヤムチャの扱いが酷いのは原作でもそうだったよね?と思うのですが、そこは人それぞれという事で良いと思います。
擁護出来ない部分としましては、他のキャラよりも大幅に戦闘力が低い亀仙人が普通に活躍していた点です。
ヤムチャと比較しても戦闘力の差は数百倍違いますので、流石にちょっとどうなんだと^^;
隠れて修行してたとしてもご老体が急にそこまで戦闘力が上がるとは思えず、かなり無理があるんじゃないかと感じてしまいました。
監督も無名の方でかなり叩かれてた気がしますし、先に述べた様なツッコミ処はあるのですが、私は監督のドラゴンボール愛を感じる事が出来ました。
ちょっとネタに走り過ぎた感はありますが、私は面白いと感じましたし、既存のキャラの活躍やフリーザとの共闘がかなり熱かったので一定の満足は得られました。
評価は無難に★3としておきますが、コアなファンで無ければコメディーシーンは好意的に受け止められそうな気がします。
それでは、良きアニメライフをノシ