アニメ批評その1043 うちの会社の小さい先輩の話
評価:★★(ダイヤちゃんに置き換えると興奮する)
概要
斎創による日本の漫画作品。
大元の作品は作者である斎創がTwitter上で連載した漫画形式の作品。
2019年冬のコミックマーケットにて、同人誌と言う形で書籍となる。
こちらは下記の商業誌展開後も、電子書籍でも展開している。
同人誌頒布の反響が話題となり、竹書房のウェブコミック配信サイト『ストーリアダッシュ』にて、2020年4月7日より商業誌版が連載中。
「次にくるマンガ大賞2020」ではWebマンガ部門で11位に選ばれた。
2023年7月時点でシリーズ累計部数は70万部を突破している。
あらすじ
平凡な後輩・篠崎拓馬と、可愛い先輩・片瀬詩織里が織りなすオフィスラブコメディ。
基本的にいわゆる「両片思い」の形で物語が進行していく。
小さい先輩が新入社員をたぶらかすアニメです。
小さいとは?
ラブコメは学生が主人公の作品が多いせいか、社会人同士だと甘酸っぱい感じが受け入れにくいというか、別に悪くは無いのですが色々と難しさを感じてしまいました。
学生同士のノリだったら許されてたであろうシーンであっても、キャラが社会人だともどかしさを感じてしまう時がありますし、
ヒロインが可愛さを振りまくシーンも「いい大人が何やってんだ?」と感じてしまいましたし、
だからといって突然叡智な展開に発展しても「そーゆーのは僧侶枠でヤリなさい」と思ってしまいました。
難しいですね。
もしヒロインが年下のダメな後輩だったら違和感無く観れていたのかもしれませんが、年上の仕事の出来る女性という設定が足枷になっている気がします。
見た目だけでは無く中身も幼い部分があり「コイツ大丈夫か?」みたいな気持ちにさせられてしまうのがマイナスポイントでした。
ここまで散々ディスってしまいましたが、私の様な紳士であれば本作を楽しむ事は容易です。
ヒロインの中の人が同じ繋がりで妄想が捗ります。
パイセンの台詞を全てダイヤちゃんに置き換えれば、ほら
色々とアウトですねw
某サトノ家のご令嬢に興味の無い方は、お楽しみ頂くのが難しいかもしれません。
ヒロインが主人公の事を最初から好き過ぎるという点も含めて、もう少し捻りが欲しい処でした。
それでは、良きアニメライフをノシ