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アニメ批評その1047 レベル1だけどユニークスキルで最強です

評価:★(原作者を舐めてるとしか思えない作画力)

概要

三木なずなによる日本のライトノベル作品。

「小説家になろう」にて2017年2月24日から2020年4月19日まで連載。

同サイトにて日間、週間、月間、四半期の1位を獲得し、同年8月31日からはKラノベブックス(講談社)より書籍が刊行されている。

イラストはすばち。

メディアミックスとして、真綿によるコミカライズが『水曜日のシリウス』(同社)にて2018年5月30日より連載中。

2023年7月から9月までMAHO FILMによるテレビアニメが放送された。

2023年6月時点で、シリーズ累計部数が150万部を記録している。

あらすじ

会社で残業づくめの社畜生活を送っている主人公の佐藤 亮太は、ある時会社で仮眠を取ろうとすると、いきなり地下道のような場所で少女に起こされる。

その少女、エミリー・ブラウンが言うには、ここはダンジョンであり、自分は「スライムからドロップした」らしい。

野菜や肉、果ては空気や水までも全てがダンジョンでドロップされる不思議な異世界で、亮太はエミリーと共に冒険者としてダンジョンに挑み生計を立てていくこととなった。

レベル1だけどユニークスキルで最強です - Wikipediaより抜粋

異世界転生モノで、ダンジョン内のモンスターを倒すともやしやニンジンなどの食料がドロップされるという設定です。
ちなみにダンジョン内でドロップしたニンジンをダンジョン外に一定時間放置するとモンスター化するという設定があるのですが、それだと品物を店頭に出せないとか保管場所に気をつけないと大変な事になりそうで、原作からして設定がガバい感じです。

PVを観た時点で「これはヤバそうだな」と感じたのですが、高野麻里佳さんが可愛らしいウサギさん役でご出演なさるという事で気合を入れて視聴させて頂きました。

◆作画が終わってる

こ れ は ひ ど いw
いや、最初から覚悟していたのですが、余りにも酷すぎます。

ちなみに↑の女性は作中一の美人という設定なのですが・・・
もう少し可愛く出来なかったのかいw?

低予算で戦闘シーンが残念ななろう系アニメは数多くありますので、そこはもう期待しておりません。
ですが、そもそもキャラデザの段階で舐めプしておりまして、原作者を舐めてるとしか思えない作画力で見せつけてきます。

ライバルキャラも低品質なクォリティーですが、それ以上に何だか気持ち悪いキャラデザをしてやがりますし、戦闘中の見せ場もキモいです。

あと主人公はドロップアイテムの量が多くなるというチートスキルを持ってるのですが、一般人が得られるアイテムの物量が余りにも少なすぎます。
モンスター1匹倒して得られる報酬が一口で食べられそうな量のもやしって・・・
そこはもうちょっと量が多くても良かったと思います。

◆主人公が馬鹿

主人公のメインウエポンは銃なのですが「弾丸には限りがあるので節約して戦おう」

と言った直後に銃を乱射します。
頭がおかしいです。

しかも物理攻撃が得意なので、銃では無く素手で戦った方が良い場面が多過ぎて「何なんやコイツ」という感情しか湧いてきません。

◆2023夏アニメワースト1なのでは?

メインヒロインの女の子は喋り方が可愛かったのですが、褒められる点があるとすればそことウサギさんが可愛かった事くらいです。
前回のあらすじの時に、先の展開をネタバレしてまで尺を稼ごうとする点にも腹が立ちました。
原作者の三木なずな先生は有名作こそありませんが、物凄い量の作品を書籍化していらっしゃる方です。
中途半端に予算を掛けても意味が無いというのは理解出来ますが、許容出来る範囲を明らかに超えておりますので、これは原作者と視聴者に対する冒とくだと私は受け取りました。
制作会社のMAHO FILMはまだ新しい会社なので厳しい予算でも引き受けてしまったのかもしれませんが、流石にこれは汚点として残るはずです。
向こう10年はどんな良作を作っても「でもレベル1だけどユニークスキルで最強ですを制作した会社だからなー」と言われそうです。

原作の画もちょっとちょっとですが、それにしてももうちょっと頑張るべきだったと思います。
私の評価では2023夏アニメのワースト1です。
それでは、良きアニメライフをノシ
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