アニメ批評その13 Rewrite
評価:★(展開が急過ぎてイミフ)
あらすじ
日本のどこかにある緑化都市「風祭市」
文明と緑の共存という理想を掲げたこの都市に住む、瑚太朗は幼なじみの神戸小鳥、吉野晴彦など個性的な友人たちと平凡な日々を送っていた。
そんな平和な風祭市に、年一回の騒がしい時期が訪れようとしていた。
都市を上げての収穫祭。
巨大な文化祭のようなその催しに、瑚太朗は操作のネタ集めを始めることに。
風祭市では未確認生物の情報や、オカルトチックな噂がまことしやかに囁かれていたからだ。
同時期、瑚太朗の身に不可解な出来事が降りかかり始める。
瑚太朗はオカルト研究会の部長、千里朱音に助けを請い、知り合いの生徒たちも巻き込んでの調査を開始するのだった。
それは瑚太朗にとって、ちょっとした冒険心のつもりだった。
騒がしく仲間たちと過ごしていけるなら、それで良かった。
瑚太朗はまだ気付かない。
それが誰も知らない『真実』への探求へ繋がっていくことを。
書き換えることが出来るだろうか。彼女の、その運命を。
Rewrite - アニヲタWiki(仮) - アットウィキより抜粋
VisualArt's/Keyの第9作目の恋愛ADVが原作となります。
原作が悪かった訳ではないのですが、アニメ版では展開が速すぎて原作ファンからも
「初見の人からしたら意味がわからんだろう」
という声が多く寄せられておりました。
Rewrite2も合わせれば全24話なのですが、36話以上にするべきだったのではないでしょうか?
人気アニメの「ひぐらしのなく頃に」も全50話とかですが、これを無理やり半分の25話にまとめたら駄作になっていたと思います。
予算や製作期間の都合もあったかと思いますが、何でもアニメ化すれば良いというものではなく、どう考えてもこのアニメは赤字だったと思いますし原作の名にも傷がついてしまったと思います。
加えて言えば、原作ファンの方には申し訳無いのですが作画レベルや表現方法も含めて、このクオリティーのアニメでは結局人気は出なかったと思います。
ゲームが面白くてもアニメ化に向いている作品とそうでないものがあると思います。
本作は内容的にアニメ化には向いてなかったんじゃないかぁ・・・というのが私の感想です。
向いて無いと判断した理由は上手く説明出来ないのですが、ゲーム原作で女子高生が凄い戦闘力持ってるバトルモノは今の時代流行らないみたいです。
特殊能力を持った子とかならわかるのですが、普通の10代の女子が訓練を受けたからといって超常の力を使うツワモノと互角に戦う的な作品は見ている方が冷めてしまうというか、つまらないと感じてしまう様ですし私もそう感じます。
ただこれはアニメの話であって、ゲームだとそんなに気にならなかったりするから不思議です。
Rewriteは好きな声優が出ていたので、期待を込めて視聴していただけに残念です。
・話数を絞るなら作画をよくする。
・作画が並以下なら全50話とかにしてでも視聴者が理解出来る造りにする。
・どちらも無理なら作らない
これが正解だったんじゃないかなぁ
と思います。
ご意見、ご感想はお気軽に
それでは、良きアニメライフをノシ