アニメ批評その22 蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-
評価:★★★★(CGアニメの傑作)
あらすじ
西暦2039年、温暖化の影響により地上での版図を大きく失った人類の前に、突如として世界各地へ霧と共に、第二次世界大戦時の軍艦を模した正体不明の大艦隊が出現。
現代の科学力をはるかに超える超兵器と、独自の意思を持ち乗員なくして動く“霧”の艦隊と名づけられたその勢力により、人類はほぼ海上から駆逐された。
シーレーンも、海を隔てた長距離通信も絶たれ、人類は各地に孤立する。
事態の打開策も見出せぬまま、経済活動や政治・軍事の混迷により人類同士での内乱も生じ、衰退への道を転がり落ちていった。
“霧”の艦隊の出現から17年後の西暦2056年、元士官候補生の千早群像とその仲間達は潜水艦イ401に乗り込み、人類にも“霧”の艦隊にも与せず独自の航路を採っていた。彼らの存在は双方の勢力から危険視される。
きっかけは、海軍提督だった群像の父親千早翔像が戦死を遂げたことであった。士官学校の生徒として潜入中だったイ401のメンタルモデル(艦を女性に擬人化したナノマテリアルによる構成物)であるイオナは、亡き提督の遺言に従ってその息子たる群像と接触する。
群像に触れたイ401は彼に指揮を委ねることを決意し、イオナを通じてその旨を伝える。
見えない未来と打開できない現状に閉塞感を抱いていた群像はイオナの提案に従い、イ401に乗艦した同級生たちと共に横須賀を離れる。
艦コレのパクりとか言う方もいらっしゃる本作ですが、むしろ逆です。
艦コレよりもアルペジオの原作の方が先なのです。
兵器が擬人化する作品は最近では珍しくないのですが、10年前にそれをやってのけた本作は艦コレと比較して云々という次元ではなく、全ての擬人化作品の先駆けであると断言します。
擬人化作品はもっと前に他にもあったよ?と言われてしまいそうですが、兵器を擬人化した作品でここまで有名になったのはアルペジオが最初です。
ある程度の結果を出さないと先駆けは名乗れません。
しかもコレCGアニメなんですよね。
兵器を擬人化してしかもCGアニメ
放映当時の私は船には全く興味がなかったし、こんなん絶対コケるやろw
位にしか思って無かったのですが、職場の同僚のススメで視聴する事になった訳ですが・・・
メッチャ面白いよコレ!
船とか興味なくても余裕で楽しめます。
艦コレは船が女の子になっている感じですが、アルペジオに出てくる女の子達は船をジョジョのスタンドみたいな感じで操れます(厳密には違うけどそんなイメージでOK)
こんな感じです。
女の子自体が船というよりかは、船の脳に近い感じです。
この子はヒロインのイオナです。
こちらは私が大好きなハルハルです。金髪ツインテールなら誰でもいいんだろ?とか言わないで
女の子が可愛い!
笑えるシーンも多い!
戦闘シーンがカッコいい!
BGMもカッコいい!
素晴らしい事だらけです。
蒼き鋼のアルペジオ OP/Aoki hagane no arpeggio Opening HD w/subs
OPもカッコいいのです。
劇場版もあります。
2部作となっておりまして、1部はアニメ版の回想シーンがメインで最後の方から新規映像となっておりますので、どうしても視聴する時間の取れない方は劇場版2部作からご視聴するという手もあります。
が、やはりアニメ版から見て頂きたい所です。
『蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ−』霧くまs SPOT#1
こんなんもありますw
可愛いですね。
船とか兵器とかに興味がなくて、CGアニメが苦手な方でも高確率でお楽しみ頂ける作品だと思いますので、是非ご視聴してOPを毎日3回は拝聴して下さいお願いします。
それでは、良き艦隊ライフをノシ