アニメ批評その87 転生したらスライムだった件
評価:★★★(最強のスライム)
概要
『転生したらスライムだった件』(てんせいしたらスライムだったけん)は、伏瀬による日本のなろう系小説。略称は「転スラ」。
小説投稿サイト「小説家になろう」にて2013年2月20日から連載されていたWEB小説を大筋プロットとして大幅に改訂し、2014年5月よりGCノベルズ(マイクロマガジン社)から刊行されているほか、本作を原作とする漫画や外伝漫画、漫画版を元にしたアニメなどのメディアミックス展開が行われている。
同じく「小説家になろう」で人気のあった作品「オーバーロード」から多大な影響を受けていることを、伏瀬は明かしている。
また、主人公のスライムはゲーム「ドラゴンクエスト」ではなくテーブルトークRPGに登場する厄介な魔物のイメージから作られているほか、伏瀬の学生時代のTRPGプレイ体験に起因して「ソード・ワールド」「ウィザードリィRPG」「ガープス」などからの影響も受けている。
このほかにもリムルの配下となった一部の悪魔はスーパーカーにちなんでつけられている。
「このライトノベルがすごい!」では、2017年版で単行本・ノベルズ部門8位、2018年版で同6位、2019年版で同5位に入っている。
関連書籍を含めたシリーズ累計発行部数は、テレビアニメ第2期第2部放送後の2021年9月時点で2700万部を突破している。
通り魔に刺されて死んだ会社員がスライムとして異世界転生したお話です。
弱っちいイメージの強いスライムが主人公なので、知略を駆使してのし上がる物語を想像してましたが全然違いました。
いくつものチート能力を有し物凄い速さで強くなり、超強い竜と義兄弟になったり、様々な魔物を配下に従えて国を作ります。
コチラがデフォルトの状態で、
コチラが人型に変化した時です。
可愛らしい女の子に見えますが中性です。
(中身はおっさん)
登場人物(人というか魔物が多いけど)の殆どが善人で、ほのぼのした世界観でありながら結構エグいシーンや観想的なシーンもあります。
主人公が中性なので、ハーレムと言えばハーレムなのですが他の作品とは異なる感じです。
転生前は37歳の会社員なので、落ち着いてる感じの主人公ですが肉体年齢に順応したのか徐々に中身が若返ってる様な印象を受けました。
世界観はインフレした世界で魔王が複数人いたりして、魔王と戦ったり友達になってりします。
魔物に「名」を与える事に重要な意味がある本作ですが、従来あるファンタジーアニメとは似て非なる世界観であると思ってます。
このリザードマンの娘さんも
名を与えられた事により、姿も能力も大幅に変化します。
っと、ここまではイイ風に書かせて頂きましたが、原作ファンからするとアニメの出来にご納得していない方が多いです(私は原作を読んでません)
原作を知らなければ楽しめそうな本作ですが、原作の小説と漫画はもっと面白い作品だそうです。
アニメ版は原作の重要な部分がカットされてたり、展開が間延びした部分があったりと色々と宜しく無い点が指摘されてます。
本作をご視聴する場合は、原作よりも先に観ておいた方がお楽しみ頂けるかもしれません。
気に入ったら後から原作を読む、とかでもいいかな?と思います。
TVアニメ『転生したらスライムだった件』オープニング
TVアニメ『転生したらスライムだった件』 オープニング 第二弾
「OPが気にくわん!」というご意見も目にしましたが、私は好きです。
熱さを含んだ爽やかさがあるOPで、とても素敵だと感じました。
原作との差異は置いといて、異世界転生モノの中では人気作です。
第2期も予定されてるそうなので、ご視聴しといて損は無いと思います。
→2期も面白かった事を追記しておきます。
それでは、良き異世界ライフを