アニメ批評その96 ゴブリンスレイヤー
評価:★★★(リアルなファンタジー)
一般的に最下級モンスターと知られるゴブリンのみを狩る青年(ゴブリンスレイヤー)を主人公とした作品です。
作中でも「ゴブリンとかマジ余裕www」と調子に乗って痛い目を見る冒険者なども出てきます。
↑こんな感じでw
「リアルなファンタジー」って何だか矛盾した語感ですが、ファンタジーモノではあまり触れられない部分がリアルに描かれている点に好感を持ちました。
魔法使いが詠唱している最中に攻撃されちゃうとか、アイテムの高価さや使用回数などについて気にする描写があったりする点にリアルさを感じました。
基本的に1匹だと弱いゴブリンですが、
群れで襲ってくるのでやっかいです。
※とても残酷な描写があります。
主人公のゴブリンスレイヤーさんです。
名前は明かされてません。
パーティーの仲間たちも
・女神官
・エルフ
・ドワーフ
・リザードマン
とわかりやすいと言えばわかりやすいのですが、名前とか一切出てきません。
メインヒロインといえる女神官ちゃんですが、
めちゃくそ怖い目にあって、死にかけたり失禁したりしても懲りずに冒険を続けるツワモノです。
ゴブリンスレイヤーさんはゴブリンに家族を殺された恨みがあるのでわかるのですが、女神官ちゃんがここまで頑張るのは健気・・・いやなんか可哀そうになってきます^^;
主人公が凄く強いとかではなく、高価なアイテムを惜しみなく使い知恵と気力を振り絞って戦う感じがとても良いです。
最初は変人扱いされていたゴブリンスレイヤーが徐々に周りに認められて行く様も見どころです。
Goblin Slayer OP
OPもカッコいいです@カナダのアーチスト
グロや残酷なシーンが苦手な方にはオススメ出来ませんが、そうで無い方には是非ご視聴して頂きたいと思ってます。
それでは、良きゴブリンライフをノシ