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アニメ批評その98 僕だけがいない街

評価:★★★(NTR要素アリ)


あらすじ

売れない漫画家・藤沼悟は、「再上映(リバイバル)」と呼んでいる特殊能力を持っていた。

その能力は、直後に起こる「悪いこと(事件・事故など)」の原因が取り除かれるまで、その直前の場面に何度もタイムリープしてしまうというものだった。

自分の意思とは関係なく発動する上に、能力が発動した結果「マイナスだったことがプラマイ0になる(悪いことが発生しなくなるだけ)、もしくは自分にとってマイナスになる(未然に防ごうとした結果、自分が労力を使う)」というこの能力に不満を持ちながら、悟はピザ屋のアルバイトをこなす日々を過ごしていた。


ある日、ピザの配達中に交通事故をめぐるリバイバルを経験した悟は、事故の被害は減らせたが自身は負傷し、二日間入院することになる。

これを機会に、ピザ屋で一緒にアルバイトをしていて、見舞いに来てくれた愛梨と親しくなり、また事故の知らせを受けて上京した母親・佐知子とアパートで暮らし始めることになる。

後日、佐知子との買い物中にリバイバルが発生、このとき子連れの男の挙動に注目した佐知子は誘拐を未然に防いだことを確信し、同時に1988年に北海道で起きた誘拐殺人事件の真犯人と同一犯であることにも気付いた。

佐知子は、以前「テレビ石狩」の報道部アナウンサーであり、洞察力が高かったのだ。


しかし真犯人も気づかれたことを察知し、正体を伝えられる前に佐知子を殺害、死体の発見者である悟を犯人に仕立て上げる。

悟は死体を発見後、リバイバルで殺害を阻止できないかと試みるが失敗。

さらに強く念じたところ、それまで経験したことがない長期間のタイムリープが発生し、1988年にいることに気づく。

2006年で母親を殺害した犯人と1988年の連続誘拐殺人事件が同一人物であると確信した悟は、2つの時代を往復しながら真犯人に立ち向かっていく。

僕だけがいない街 - Wikipediaより抜粋


あらすじが長くなってしまいましたが、ようは時間巻き戻り系のサスペンス作品です。
あらすじだけ読むと複雑で話が難しいんじゃないか?と思われるかもですが、全然そんな事はなくとてもわかりやすいです。
何というか凄く話に引きこまれます。

29歳の冴えない陰キャの主人公ですが、

タイムリープして小学生に戻り

リア充生活です。
大人になった主人公は人との関りが薄くて無気力な人間に見えなくもないのですが、子供戻ってからはとても活発的に動きます。

友人にも恵まれており、事件の真犯人を捕まえるのも時間の問題・・・
と思いきや、そう上手くはいかないのです。
全12話ですが、内容はとても濃くて無駄がないです。
だからといって詰め込み過ぎという事もありません。
本作は現代パートと過去パート(小学生時代)を行き来しながら進行して行くのですが、どちらのパートでも共通している点が主人公のお母さんの存在です。
主人公に対する母親の愛の素晴らしさを存分に堪能する事が出来ます。
しかもお母さん優秀ですしね。
とても素敵な作品なので、皆様是非ご視聴なさって下さい。


最後に、

Boku Dake Ga Inai Machi Opening
OPは素晴らしい楽曲なのですが、これをカラオケで歌おうとしたら前奏が長すぎてビックリしました。


意味がわからん位長かったです。


機会があったら是非カラオケで歌ってみて下さい。


それでは、良きアニメライフをノシ

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