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アニメ批評その650 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ

評価:★★★(30年待った)

概要

『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』(きどうせんしガンダム せんこうのハサウェイ)は、アニメ作品群ガンダムシリーズの1つで、富野由悠季の小説作品。

1989年から1990年に角川スニーカー文庫より刊行された。

2021年4月時点で累計発行部数は130万部を記録している。

『機動戦士ガンダム』などと同じく「宇宙世紀」を舞台とする作品であり、ブライト・ノアの息子ハサウェイ・ノアを主人公とする物語が展開される。

富野由悠季が1989-1990年に上梓した小説で、大国同士の戦争ではなく、テロとの戦いを描いている。

前年の1988年に公開された映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』のストーリーに連なる続編的立ち位置の作品で、劇場アニメ『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』のパラレルワールドを舞台にした小説『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』(角川スニーカー文庫刊)の後日譚として執筆されている。

一方、2021年に公開された本作の劇場アニメ作品は、劇場版『逆襲のシャア』の設定も汲んで制作されている点で小説とは若干設定が異なる。

あらすじ

宇宙世紀0093年。後に「第二次ネオ・ジオン抗争」と呼ばれる戦火のなかで、ブライト・ノアの息子ハサウェイ・ノアは、初恋の少女クェス・パラヤの死や戦場で死んでいく人々の魂の声、そして伝説のニュータイプ戦士アムロ・レイと人類粛清を掲げたシャア・アズナブルの生き様を目の当たりにした。

それから時は流れ、青年へと成長したハサウェイは、地球連邦政府の高官ら特権階級の人々が地球の汚染を加速させており、「人狩り」とも呼ばれる強引な手段で民衆を宇宙に送り出す政策によって地球を私物化していることを知る。

これまでの戦争で死んだ全ての人々の行為を無下にしないため、ハサウェイは反地球連邦組織「マフティー・ナビーユ・エリン」への参加を決意。

やがてハサウェイは組織の表向きのリーダー「マフティー・ナビーユ・エリン」として、アムロからは「ガンダム」を、シャアからは「地球の保全」という遺志をそれぞれ受け継いだ戦士となる。

マフティーによる腐敗した特権階級の粛清がスペースノイドたちから歓迎されるようになった宇宙世紀0105年4月19日。

マフティーの討伐を命じられたケネス・スレッグ大佐は、特権階級専用往還シャトル「ハウンゼン」で地球に降下する途中、植物監察官候補として降下しようとしていたハサウェイと、このシャトルには似つかわしくない少女ギギ・アンダルシアと出会うが、大気圏へ突入し始めたとき、突如マフティーを名乗る集団にハイジャックされる。

機内にはアデレードで行われる連邦議会に出席するため、連邦政府高官らが多数搭乗していた。

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ - Wikipediaより抜粋

ガンダムを語る上では外せないブライト艦長のご子息が主人公です。
本作は劇場三部作で、当記事は1作目のレビューとなります。
主な登場人物としましてはこのハサウェイ・ノアと、

敵対する立場となるケネス大佐

謎のべっぴんさんのギギ・アンダルシアちゃんです。

先に結論を申し上げますと「ガンダム好きなら観た方がいい」です。
逆にガンダムに然程興味の無い方は観なくてもいいと思います。

小説版のハサウェイを読んでから30年の月日が流れました。
私は30年間待ち続けたのです。

本作の出来は「素晴らしい」の一言です。
作画クォリティーの高さだけでは無く、戦闘中の「音」が素晴らしく、30年待った甲斐がありました。
もし10年前に制作されていたらここまでのモノは出来なかったと思います。
ペーネロペーやΞガンダムガンダムが超絶カッコいい素晴らしい作画で見れて、私は大変満足しております。

『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』予告2
このPVとかを観たらガンダムに興味の無い方でも「ぉお!?」ってなるんじゃないかと思います。
本当にガンダムシリーズがお好きな方なら絶対に観た方が良いです。

で、先に「ガンダムに然程興味の無い方は観なくてもいいと思う」と書きましたが、一般ウケするかどうかという話になりますと微妙かな?という評価です。
作中にシャアの話が出てきますが、今までのガンダムシリーズを観て来た方とそうで無い方では本作の受け止め方が全然違ってくると思います。
ガンダムシリーズと言っても「ファーストガンダム」「Zガンダム」「ZZガンダム」「逆襲のシャア」を観た方の話でSEEDウイングとかの正史では無い作品は含みません。
地球連邦軍の軍人として1,2位を争う実績を挙げた天才艦長であるブライト・ノアの息子がテロリストな訳ですが、そもそもブライト艦長をご存じ無い方やアムロ・レイやシャア・アズナブルも知らん!という方には本作に対する思い入れの様なモノは無いでしょうし、観た後も「映像は綺麗だったな」くらいの感想しか出てこないと思います。
本作を高く評価している方は「一度観ただけでは気づけないが10回くらい観ると凄さがわかる」的な事を言ってる方が多いのですが、ガンダムシリーズが好きな方からの評価は高いでしょうし、そうで無い方々に「10回視聴しろ」というのはどうかな?と思います。

連邦に反省を促すダンス、マフティー構文の元ネタについて解説
連邦に反省を促すダンスは本作には登場しません。
ただのネタなので、それを期待しての視聴はオススメしませんw
正史の流れを汲んだガンダムシリーズを視聴済で無い方も本作の視聴をオススメしません。
どうしても観たい!という方は「ファーストガンダム」と「逆襲のシャア」だけは観てからご視聴なさって下さい。

既に視聴済という方に対しては、脇役もカッコ良くて

モビルスーツ戦もヤバい本作の視聴を強くオススメ致します。
総合的な評価は無難に★3とさせて頂きますが、30年待った甲斐がある傑作ではありますのでガンダムがお好きなら是非ご視聴下さい。
次回作が楽しみです。
それでは、良きアニメライフをノシ

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