アニメ批評その154 BTOOOM!
評価:★★(リアルボンバーマン)
あらすじ
自宅で日々オンラインゲーム「BTOOOM!」に没頭していた坂本竜太は、世界ランキング10位の日本人プレイヤー「SAKAMOTO」として注目される存在で、運営会社ティラノスのデバッグをしていた。
ある日竜太は、南海の孤島のジャングルで目を覚ます。
そこにいる理由も分からぬまま、竜太は同じく島へ連れ去られて来た人々との効果の異なる8種類の爆弾「BIM」を駆使した、リアル版「BTOOOM!」による殺し合いを強いられることになる。
各プレイヤーの左手に移植された「ICチップを8つ」奪うことでゲームクリアを目指すルールにより、32人のプレイヤーのうち最大4人しか生還できない熾烈なゲームであった。
ようは命を懸けたボンバーマンです。
知力、体力、精神力が要求されるサバイバルゲームというか殺し合いをする物語です。
主人公の坂本 竜太(22歳)です。
ゲーム版のBTOOOM!では凄腕プレイヤーです。
微妙に正義感があり、ぼちぼち主人公らしい活躍をします。
ヒロインのヒミコ(15歳)です。
金髪碧眼の白人美女。
当初はヒステリックな言動が目立ちましたが、本来はとても大人しい性格です。
ゲーム内で坂本 竜太と結婚しており、それに気づいてからデレます。
本作にブラックラグーンの様な派手なアクションは期待しないで下さい。
汚い人間の本質が見えるドロドロした作品です。
私はとても面白い!と思って視聴しておりましたが、観る人によっては「期待していたのと違った」と思われるかもしれません。
拳銃で撃ちあうとかではなく、武器が爆弾ですからね。
地味な戦闘になるのは仕方がないかなぁと思います。
あと主人公とヒロインは良いとして、他の登場人物に魅力を感じるキャラがいなかった点もちょっと・・・と思わなくもないです。
1期は中途半端な所で終わってますので、2期の放送に期待が掛かりますが・・・
厳しい見通しです^^;
BTOOOM! - Opening VO
OPのナノの歌は最高です。
このカッコ良いOPを観ると嫌でも派手なアクションシーンを期待しちゃいますよねw
派手なシーンもありますが、メインは地味な心理戦と暴力です。
けっして駄作では無いと思いますが、イマイチ人気が無い理由もよくわかります。
私は2期を制作して貰いたいと思ってるのですが、厳しい見通しなので★2評価とさせて頂きます。
それでは、良きアニメライフをノシ