アニメ批評その208 デス・パレード
今回もechoさんの記事です。
毎週マジで助かります!
評価:★★★(人の生きざまは死にざまに現れる)
文化庁の若手アニメーター育成プロジェクト『アニメミライ2013』の参加作品として『リトル ウィッチ アカデミア』等と併せて2013年3月2日に公開されたデスビリヤードをもとに作られたTVアニメシリーズ。
死者の魂が客として訪れ、その後の行き先をゲームで裁定される謎のBARを舞台に、人間の生きざまを描く。
マッドハウスの若手によるハードボイルドなアニメです。
ストーリーは大体2人の人間が謎のBAR「クイーンデキム」を訪れるところから始まります。
2人の死者の人生を振り返りながら、デスゲームが繰り広げられていきます。
ゲームはダーツやボウリングなどおなじみのゲームですが、生前の記憶が戻るにつれ緊迫感が増していき壮絶なデスゲームになっていきます。
一方でストーリーが後半になっていくと、バーテンダーとして裁定者を務めるデキムや死後の世界の謎も明かされていきます。
大体、1話か2話で1組の話が終わります。
人間のどろどろした部分を描きながら少し救いのある結末を迎えたりする事もあって、こういう話を見ると人生って死に際に現れるんだなって考えさせられます。
デス・パレード OP / Death Parade
オープニング曲はダークな世界観に似合わずパワフルな曲です。
ダークな世界観や、リアリティのあるストーリーが好きな方にはお勧めのアニメです。
では良きアニメライフを!