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アニメ批評その257 BLOOD-C

評価:★★★(戦闘シーンが凄い)


概要

アニメ製作会社・Production I.Gと女性漫画家集団・CLAMPの両名が手掛けるアニメオリジナル作品。

「BLOODシリーズ」のアニメとしては、『BLOOD THE LAST VAMPIRE』『BLOOD+』に次ぐ3作目であり、第1作から12年目の作品となる。

本作は深夜帯での1クールのテレビアニメ版と劇場版で構成されており、2011年時点の主流に合わせた公開形態が用いられている。

テレビアニメ版と劇場版は世界観や登場人物を共有しているが、設定のすり合わせなどは行われつつも、基本的には監督も含めて別のチームで制作されている。

前作『BLOOD+』が第1作から設定や絵柄を変更しても女性ファンを中心とした支持が得られたことを踏まえ、本作も「小夜という名前の少女が日本刀で怪物を倒していく」というシリーズ共通の基本設定だけは踏襲しつつ、その基本設定さえ守ればよいというスタンスで企画が進められた。

本作では独自の展開としてCLAMPをキャラクターデザインに迎え、全話のシナリオもCLAMPの大川七瀬が、本シリーズの第1作から携わっているProduction I.Gの藤咲淳一と協調しながら執筆している。 


テレビアニメ本編は、BLOODシリーズでは初めて学園を主要な舞台としているが、ごく普通の日常にもかかわらず違和感のある、現実感のない日常描写という雰囲気作りが意図的に行われている。

作中における戦闘は、大量の流血を伴うバイオレンスアクションとして描かれている。

テレビ本放送時は一部の映像に修正が加えられており、主人公のクラスメイトや通行人が怪物に虐殺される場面のある一連のエピソードでは、遺体の一部や残虐映像を光や影で隠す処理が行われた。

『BLOOD+』を含む2000年代以降のMBS制作テレビアニメは、放送時間帯を問わず過激な表現をほぼ無修正で描写する作品が多いが、本作に関しては例外的な措置となり、アニメ全体の表現規制の厳格化に歩調を合わせる形となった。

映像ソフト版は、本来の無修正版での収録となっている。

ただし、水島は「噴水のような流血シーンはむしろ痛々しさや現実感を希薄にすることを目的とした演出である」としたうえ、「残虐な場面で手は抜かないとしつつも、そうした描写に重きは置いていない」という趣旨を説明している。


2015年4月2日には、本作・『残響のテロル』・『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』の日本製アニメ3作品が暴力賛美に当たるとして、中国政府から名指しで批判されていることが報じられた。

本作の場合、肢体の切断や頭を叩き切る場面が指摘を受けたという。

あらすじ

高校2年生で浮島神社の巫女・更衣小夜は、優しげな友人達に囲まれて私立三荊(さんばら)学園で平和な学生生活を送る一方、父親で神主の更衣唯芳の命により、人間を遥かに凌ぐ力を持つ〈古きもの〉と呼ばれる異形の存在を、それらを倒せる唯一の武器・御神刀で狩るという「務め」を果たしていた。

戦いが激化して平和な日常が破壊されていくうち、小夜は奇妙な過去の記憶のフラッシュバックに苦しめられ、日常の裏に潜む不自然さに気づく。

BLOOD-C - Wikipediaより抜粋


概要欄長めでごめんなさい。
ようは、
・「BLOODシリーズ」の三作目
・制作陣にCLAMP先生が加わった

・グロ多め
という事を正しくお伝えしたかったのです。


BLOODシリーズをご存じの方のイメージは、「戦闘とグロシーン多め」だと思います。
本作もそんな感じなのですが、

1話目開幕のほのぼの感が堪りません。
BLOODシリーズ初見の方は「はっ?ナニコレ?」となるかもしれません。
今回の小夜役は水樹奈々さんが演じてるのですが、「今日もイイ天気ぃ~♪」とか歌いだしますので「どーゆーアニメなんだ?」と思われる事でしょう。
でも、ご安心下さい。

ヤる時は殺る子です。


本作の構成は、

ほのぼのした日常パートと、

殺伐とした戦闘シーンの繰り返しとなります。
日常シーンも大変重要で、少しずつ違和感というか狂っていく感じです。

今回の小夜は、従来の小夜よりも可愛さもカッコよさも増し増しになってます。
しかしながら、

キャラの頭身がちょいちょいおかしな事になるのは、CLAMP先生あるあるですねw
これだけ見ると作画が酷いのかと思われてしまうかもですが、戦闘シーンは大丈夫です。
大丈夫というか、戦闘シーンは表現力が凄い・・・
いや、凄まじいです。
ここまで熱い戦闘シーンはなかなかお目にかかれないというレベルで、カッコいいのは勿論リアルさもあります。
何気ないシーンも含め、かなり丁寧に作り込まれており、流石は水島努監督だと思いました。


あとは良くも悪くもですが、

「古きもの」と呼ばれる敵がめっちゃキモいのと、

グロシーンの多さと過激さが半端ないです。
グロが苦手な方は絶対に観ない方が良いレベルです。


アニメとしての完成度はかなり高く個人的には高評価にしたいところなのですが、キャラの頭身がおかしくなる現象と、グロシーンテンコ盛りで観る人を選ぶという理由で★3評価とさせて頂きます。
劇場版に関しては、また別の記事で触れたいと思います。
それでは、良きアニメライフをノシ

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