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アニメ批評その252 賢者の孫

評価:★★(世間が言う程悪くはない)


あらすじ

この世界で名を知らぬ者はいない偉大な賢者マーリンに拾われたシン=ウォルフォードは、前世の記憶を持つ異世界転生者であった。

しかし、人里から離れた地にてマーリンに育てられた結果、シンは規格外の魔法使いにして一般常識と無縁な世間知らずになってしまう。

家によく訪れるディスおじさんの勧めもあり、シンは王国アールスハイド高等魔法学院へ通うことになるが、型破りな彼はさまざまな事件に巻き込まれる。

賢者の孫 - Wikipediaより抜粋


異世界転生したサラリーマンが、生まれ持った凄い才能を賢者によって育てられた事により、存分に発揮する俺TUEEEな作品です。
本作の世間の評判はかなり悪いのですが、まずはその理由からご説明致します。
★本作が不人気な理由
1.パクりネタが多い
2.寒い台詞
3.トレス疑惑
4.ちょいちょい手抜きが見えてしまう
5.設定がガバい
↑よく指摘されるのはこんな感じです。
それでは一つ一つみてきましょう。
1.パクりネタが多い

これはドラえもんの一コマですが、賢者の孫の主人公は転移魔法が使えまして、仲間に説明する際にこれと同じ話をします。
似ている表現とかではなく、完全なパクりです。
他にも進撃の巨人の刃先を交換出来る剣のネタなどをパクっております。
実際パクったかどうかが問題ではなく、先に超有名な作品で使われているネタをそのまま使うのはパクりで無いのであればとんだ勉強不足です。
原作者に対してもどうかと思いますが、それ以上に編集者の無能ぶりがうかがえます。


2.寒い台詞

本作の有名な台詞ですが、これがかなり寒いと言われてます。
※個人的にはそんなに寒いとは思いませんでした。
「これだからなろう系は~」と言われておりますが、他の粗が目立つのでこういった部分まで中傷されてしまうのだと思います。
台詞以上に主人公の凄さが際立ってて、それを他のキャラが「凄い」を連発するのも宜しくないのかもしれません。


3.トレス疑惑

↑このすば

↑賢者の孫

↑このすば

↑賢者の孫
これは手抜きとかトレスとか言われても文句言えませんね。


4.ちょいちょい手抜きが見えてしまう

座り方も不自然ですが、それ以上に紅茶の置き方がw


5.設定がガバい
主人公が凄すぎる為に育ての親の賢者から「この子を軍事利用、政治利用は絶対にしない事」と国王と約束をします。
主人公も他のキャラも序盤はその部分についてかなり配慮している様子でしたが、途中から主人公が考案した武器を軍に取り入れたり、主人公が「アルティメットマジシャンズ(笑)」なるチームを編成し、国の敵と戦います。
それなら最初の約束のシーンいらなかったんじゃね?と思ったのは私だけではないはず。


他にも主人公のネーミングセンスがダサいとか、ヒロインがチョロ過ぎるとか言われておりますが、本作は世間で言われている程つまらなくはないと思ってます。

例えばこの「異世界チート魔術師」は主人公達が全然チートではありません。
なんというかチート感や俺TUEEE感が不足しております。
このすばやリゼロの様に主人公が弱い人気作もありますが、やはり異世界転生モノといえばオーバーロードや幼女戦記の様に主人公が際立って強い方が面白い作品になりやすいのです。
スマホ太郎の様に主人公に対し嫌悪感を覚える事はありませんでしたし、「常識が無い」とされている主人公は正義感が強く、性格も悪くないので私は嫌いではありません。
ヒロインを含め、登場人物がみんなチョロいといわれる本作ですが、見方を変えれば爽快感のある作品として視聴出来なくもないのかな?と思いました。


本作を悪く言う方々はアニメや漫画に造詣のある方が多いと思います。
私の友人でそんなにアニメに詳しく無い方々からは大絶賛だったので、難しい事は考えずに観れば楽しく視聴出来るのでは?と思いました。
アニメも手抜きの部分はありますが、戦闘シーンもそんなには悪くはありませんでしたし、テロップが細かく入り場面が変わった時などわかりやすくなっているのは好感が持てました。

ここまでのマイナス要素と私個人が感じたプラス要素で評価すると★3だったのですがね・・・
★2となった理由があります。
一部の声優の演技がクソ
本当に残念なのです。

こちらの雛乃木まやさんですが、声優とは名ばかりのバーチャルYouTuberです。
演技の酷さに加え、EDに出来損ないのMMDが出てきて作品の評判を貶めました。
EDは我慢するとして、作中の演技力の酷さは「え?これ声優誰?」と思わせる程です。

このミランダ役を演じた吉 七味さん(現在は改名してGALDE'rLa)の演技も問題視されてます。
「賢者の孫」の女性バーチャルタレント限定オーディションにて優勝した方なのですが、このオーディション自体がわかりやすいヤラセでした(不正)
賢者の孫のEDを歌う権利を現金300万で買った感じです。
こういった事もあったせいか、本作は必要以上に叩かれる事となりました。
ミランダが出てくるのは物語の中盤で、メイが出てくるのは終盤です。
最初はちゃんとした声優さんばかりなのに、途中から「???」と思わせる様な素人演技を見せられてしまうのです。
これを加味しますと、少し甘めの採点でギリギリ★2といったところです。
DVDも全く売れておりませんので、2期を楽しみにしてましたが残念な結果となりそうです。
オーディションするのはいいけど、演技力が無いなら「村娘A」とかの役でいいと思います。
主要な登場人物として使っちゃいけません。
声優さんをバカにし過ぎです。


ディスりばかりとなってしまいましたが、★1評価ではありませんので、興味の湧いた方は是非ご視聴なさってみて下さい。
それでは、良きアニメライフをノシ

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