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アニメ批評その300 サザエさん

評価:★★★(超有名作ですが、意外と知らない事も?)


2019年で放送50周年を迎えた世界で最も長く放映されているテレビアニメ番組としてギネス世界記録を保持しているアニメです。
今回は知らない方はほぼいない前提でお話させて頂きます。
主人公の「サザエさん」こと、フグ田サザエをはじめとした磯野家(フグ田家)が、家族や近所の住民などと織りなす日常系アニメ、というのは皆さんご存じだと思います。
キャラ紹介も今更必要無いとお思いの方も多い事でしょう。
ご長寿番組かつ教育に良いとされている作品なので、守りに入った無難なアニメだとお思いでは無いですか?
サザエさんはそんな甘いアニメではありません。
今回は「え?サザエさんてそんななの?」と思う様な情報を皆様にお伝えする所存です。


★意外性に富んだサザエさん
1.フグ田マスオについて
2.磯野波平の職業について
3.堀川という男について

今回は厳選してこの3点に触れたいと思います。


1.フグ田マスオについて

優しそうなマスオさんですが、イメージ通り優しい男です。
嫁の実家で同居していて頼み事は断れないタチなので、人によっては「優しいだけの頼りない男」という評価をしているかもしれません。
しかし、それは間違いです。
彼は非常に優秀な男なのです。
年齢は28歳、二浪しながらも早稲田大学を卒業してます。
という事は25歳から社会人になったという事ですが、それなのに28歳までに係長になっているのです。
会社の規模は郊外に支社があり、マスオさんはそっちの方から東京は有楽町の支部(本社かも?)に移ってます。
小さな会社ではない事がわかります。
これは完全に出来る男です。
それだけではありません。
彼には様々な特技があるのです。
・饅頭の中身を食べずに当てられる(粒餡かこし餡か白餡かなど)
・贈り物を振っただけで中身を当てることができる
・体力に自信があり、肩車をしながら走り回って子供を喜ばす事が得意
・ガーデニングの腕が良く、その出来栄えは見事なものである
・サザエよりも裁縫がうまい
などなど、非常に多才なのです。
最も凄いスキルは、

体が普通でないほど柔らかく、ホットケーキをひっくり返すと同時に「ヤーッ」っと叫んで宙返りするという驚異的な身体能力の持ち主です。
バイオリンやゴルフなどは苦手ですが、多趣味でもあり人間性だけではなく能力的にも魅力的な人物なのです。
意外だったでしょw?


2.磯野波平の職業について

おじいちゃんのイメージが強い波平さんですが、年齢は54歳です。
定年退職してから再就職しているイメージですよね。
一家の大黒柱で家庭内では威厳のある波平さんですが、

会社では干されてます。
勤め先は山川商事、役職は経理部課長補佐です。
経理部なのにデスクにはパソコンは無く、あるのは電話と紙切れ1枚だけです。
というかデスクの配置が不自然で、これだけ見ても明らかに干されている事がわかります。
東京都世田谷区桜新町あさひが丘に一軒家を構えておりますので、きっと若い頃は高収入だったのでしょう。
それを裏付ける様な話がありまして、原作の漫画で連載当初に波平さんが警察から職務質問を受けるシーンがあります。
その時に「磯野波平54歳、月収税込み7万円であります」と答えます。
「月収税込み7万円」というのは連載当時の物価で書かれているので、現在の価値で見積もると年収約800万円くらいになるのです。
しかし、原作の連載初期の役職は「局長」だったのですが、転勤のため上京した後にいつの間にか降格していて平社員となってます。
局長が平社員になるなんて余程の事があったのだと思います。
アニメ版でも「経理部課長補佐」という役職ではありますが、追い出し部屋にいるかの様な扱いを受けておりますので、現在のお給料がいくらなのかは全くわかりません。
仮にそれなりに良い給料ならば、「給料泥棒のハゲ、早く会社やめねぇかなぁ?」と陰口を叩かれててもおかしくないですね。
大変部下思いであり、部下からも慕われていたはずなのですが・・・
何があったのでしょうか。気になりますね。


3.堀川という男について

「おまわりさん、コイツです!」
この男が堀川くんです。
ほのぼのした日常系アニメに潜む一服の毒です。
このアニメ界きってのサイコパスの所業を以下に記します。


ピンポンダッシュの常習犯で、アリバイ工作にワカメを利用する。
しかも他人に罪を着せようとした。


作文発表で「弟のヘイキチとキャッチボールをしている」と読み上げる。 

だが、その弟とは塀にある染みのことであった。
染みが人の形をしていたため、弟と呼んでキャッチボール(壁打ち)しており、本人は悪ふざけのつもりは無く至って真剣だった。


田舎のおばあちゃんの近所の養鶏所からメスのひよこをもらい受ける。
そのひよこに「わかめ」と名付け、ワカメが文句を言うと「平仮名と片仮名では違う」「この方が美味しい卵が生まれる」などと発言し、

↑この発言です。
実際にはオスであったため「堀川二世」に改名します。


カツオの「地震雷火事姉貴」という発言を聞いた堀川くんは「姉貴(サザエ)」がどれほど怖いのか確認しようと、カツオを尾行し磯野家の庭に忍び込み、外の窓から家の中を覗く。 

これだけでは事件は終わらず、後にカツオが家の床下を調べるとなんとオタマジャクシの入った缶が発見される。
恐ろしい事に堀川くんが磯野家の軒下でオタマジャクシを飼っていたことが判明。
これらの行為に関して「次からは見つからないようにする」と反省の意思は無かった。


作文に将来の夢を、綺麗な花嫁をたくさん見れるという理由から「牧師」とし、クラスメイトの前で発表する。 

その後も夢が次々と変わりますが、カツオやワカメから話を聞いた波平に諭され、波平の言葉に心打たれた堀川くんが、最終的に自宅の机に波平の写真を貼ります。


カツオに執拗に切手を舐めさせようとする。


お土産にセミの抜け殻を渡す。


風邪をひいて欠席したワカメに「カゼをひいてよかったね」という手紙を送る。


カツオと電話中に「僕の赤い糸はお兄さんと結ばれてるのかもしれません」と発言
カツオがやや引きながら「赤い糸は男の子と女の子が結ばれる」と伝えると「じゃあ白い糸ですね」と返答し、カツオがドン引きする。


っと、まぁこんな感じです。
予想以上じゃないですか?
こんなヤベー奴、他のアニメでもなかなかお目にかかれません。


サザエさんの意外なる一面をお送りさせて頂きました。
如何だったでしょうか?
サザエさんは奥深い作品なので、正直まだまだ語りつくせて無い感はあります。
要望があればまたサザエさん関連の記事を書くかもしれません。
サザエさんは名作ですが、

コイツにだけは気をつけて下さい。


それでは、良きアニメライフをノシ

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