アニメ批評その406 テラフォーマーズ
評価:★(じょうじ)
概要
火星のテラフォーミング用に放たれたことで人型へと進化したゴキブリ「テラフォーマー」と、それを駆除するために特殊な手術を施された人間との戦いを描いたSF作品。
原作者の貴家悠は、当初は不良漫画を持ち込んだが、それを一読した編集者から「次は潜水艦か宇宙船か火星の漫画を描いてきて」と言われ、昔テレビ番組で見て覚えていた苔とゴキブリを用いた火星のテラフォーミング計画をSF漫画のアイデアとして選んだと言及している。
作中に登場する高速脱出機および対テラフォーマー発射式蟲取り網のメカニカルデザインとして、アニメーターの金世俊がクレジットされている。
2013年版『このマンガがすごい!』オトコ編で1位、『全国書店員が選んだおすすめコミック2013』で2位を獲得した。累計発行部数は2016年4月時点で1600万部を突破している。
2014年にテレビアニメ化、OVA化。
2016年に実写映画化された。
原作者・貴家悠の病気療養のため、ヤングジャンプ2017年15号より休載。
2018年4月26日発売の21・22合併号より連載再開された。
その後、41号から49号にかけても貴家の体調不良により休載。
50号より連載再開されたが、52号での掲載をもって、しばらく休載することが発表された。
超絶に強くなったゴキブリと、
バグズ手術によって超絶強化された人間の戦いを描いた物語です。
アニメ版の話の前に原作のネタバレをさせて頂きます。
ざっくりとお話しますが、ネタバレが嫌な方はこの先は読まないで下さい。
はい、それでは原作のネタバレの話をします。
最初はゴキブリ vs 人間の戦いで舞台は火星でした。
最初の段階から人類側に裏切り者がいたので、見方によっては最初から人間同士というか国家同士が争ってたとも言えますが、それでも対ゴキブリとの戦闘シーンを見るのが面白かったのです。
火星での探索が上手くいかず脱出するのですが、
進化したゴキブリ達は既に地球まで来ていたという展開になります。
これはこれで面白くなってきた・・・と思いきや、ゴキブリよりも人間同士で争うシーンが激増してつまらなくなってしまいました。
そこで原作者の病気療養による休載です。
原作の漫画がいつ復活するかもわかりませんし、アニメの円盤の売上がかなり残念だった事を考えるとアニメの続編はかなり厳しいのではないかと思います。
そして、コレです。
残酷な描写の多い本作ですが、修正が凄すぎて何が起きてるのかわかりません。
これだけでもアニメ化に向いてなかったのではないかと思います。
バクマンの新妻エイジがこんな予言をしてましたが・・・
まさか、ねぇw
原作の方は面白い時もありますが、総体的な評価としてはかなりつまらなくなっている上にアニメは爆死してるので、続編は厳しいという事で評価は★1です。
ミッシェルさんは好きですけどね。
それでは、良きアニメライフをノシ