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アニメ批評その423 デトロイト・メタル・シティ

評価:★★★(原作の酷さがよく表現されてます)

原作概要

デスメタルバンドのフロントマンを嫌々演じる青年の苦悩と、その2つの顔のギャップがもたらす笑いを主軸とするギャグ漫画。

キッスや聖飢魔IIを彷彿とさせる「白塗り」「悪魔を自称」といった、HR/HMに対して日本の一般大衆が抱く(間違った)ステレオタイプなイメージを最大限に利用し、このキャラクター像と一般社会とのギャップを強調することで笑いを生み出し、人気を博した。

しかし、性的な表現を絶叫するなど従来からのヘヴィメタルへの誤解をさらに助長させるような描写が多く含まれており、『BURRN!』読者などの本格的なメタル支持者らはこの漫画に対して否定的であった。

原作者である若杉は、いわゆるHR/HMはあまり聴かず、詳しくもない。

『フラッシュEX』でのインタビューでも「自分がデスメタル愛好家なら、このようなギャグマンガとして取り上げはしなかっただろう」という旨のコメントをしている。

「このマンガがすごい!2007」(宝島社)オトコ編1位。

「このマンガを読め!2007」(フリースタイル)1位。

2008年にはOVA / 実写映画化されている。

あらすじ

地獄から来た悪魔と称されるインディーズ・メタルバンド「デトロイト・メタル・シティ(DMC)」のフロントマン「ヨハネ・クラウザーII世」。

その実態はオシャレなポップ・ミュージックを愛する平凡で弱気な音楽青年・根岸崇一である。

自分のやりたい音楽では誰からも認められない根岸だが、クラウザーとしてステージに立つと秘められたメタルの才能を発揮し、必ず信者(ファン)たちを熱狂させる。

東京タワーでの突発ゲリラライブや映画出演、果ては警察官への暴行といった「伝説」を重ね、さらに自称ニューヨーク帰りのラッパー「鬼刃」、パンク・ロックバンド「金玉ガールズ」、ブラックメタルの帝王ジャック・イル・ダークといった他アーティストとの対決までもことごとく征し、クラウザーはよくも悪くもインディーズ界の注目を集める存在となってゆく。

デトロイト・メタル・シティ - Wikipediaより抜粋

実写化した事は有名ですが、アニメ化した事をご存じの方が意外に多い様です。

Detroit Metal City - Satsugai [AMV]
原作をご存じ無い方にどんな作品かを説明すると長くなるので、↑をご覧下さい。
大体こんな感じですw

原作はこんな感じです^^;
漫画も実写も人気のDMCですが、アニメ版の出来も良く多くの方にご覧になって頂きたい所です。
本当に好きな作品なので、具体的に面白かったシーンを挙げたい所ではありますが、初見で観た時にインパクトはかなりのモノですし、さり気無いシーンでも「え!?」っと思う時もありますのでネタバレ避けという事で自重しておきます。


ヘヴィメタルのコアなファンからは迷惑がられている作品ではありますが、メタルに1ミリも興味の無かった方々でも観れば面白いと感じるはずです。

劇場(実写)版の興行収入は、公開2日で観客動員24万7000人、興行収入3億5000万円。
公開3週目で観客動員100万人を突破。
公開4週目には興行収入20億円を突破。
最終23.4億円。
大人気作です。
実写しか観ていない方にも原作を知って頂きたいので、アニメ版をご覧になって頂ければと思います。
それでは、良きアニメライフをノシ

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