マイセンのブログ

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女性にブスと言ってはいけないという話

「女性にブスと言ってはいけません」
皆さんはこう学校で教わりませんでしたか?
今回は私が体験した辛い話をさせて頂きます(長いです)

今回の登場人物

マイセン:心優しき男(自称)

リス子(仮名):メイドに憧れる女子大生

スネ子(仮名):女子なのにスネ毛がめっちゃ生えてるブス

友1:イケメン

友2:暴力こそ正義

友3:優しい陰キャ

KY:空気が読めないカス

リス子ちゃんは雑貨屋で働く女子大生です。
メイドさんに強い憧れを抱いておりましたが自分に自信が無い為、メイド喫茶の面接を受ける決心がつかず、悶々とした日々を送っておりました。
そんな折、リス子ちゃんの友人(?)のスネ子ちゃんがメイド喫茶で働く事になりました。
「あの子が受かる店だったら私でも雇ってくれるに違いない!」
そう思って意気揚々と面接に行ったリス子ちゃんでしたが・・・

落ちました。
その時はマックで話してたのですが、リス子ちゃんは超絶にキレてました。
リス子:「マジでアリエナイんだけど!何でスネ子が受かって私が落ちるの!?」
私:「ハハ・・・なんでだろうね・・・」
リス子:「スネ毛が生えてる女に負けた・・・死にたい」
KY:「リス子ちゃん、言い過ぎぃ~w」
流石はKY
お通夜ムードなのに、全く空気を読みません。
リス子:「どうしてなの・・・私ってブスなの?(ここで少し涙ぐむ)」
友1:「いやいやいや、リス子ちゃん可愛いって!」
友2:「実はもう募集してた人数が揃っちゃってたのかもだし、気にしなくていいよ!」
友3:「アッアッアッ」
友1が言う通り、リス子ちゃんは結構可愛いお嬢さんでした。
何故面接に落ちたのかは、皆わかってたと思います。

リス子ちゃんの趣味がリストカットで、リストバンドでは隠し切れない程の傷があるからです。
顔も声も可愛くて、接客業もちゃんと出来るリス子ちゃんが落ちる理由なんてそれしか無いと思います。
一時間くらい我々の総力を挙げてリス子ちゃんを励ましました。
私:「リス子ちゃんがメイドさんになったら俺毎週通っちゃうのになぁ~」
リス子:「まぁ、なれてないけどね」
と言いつつ、リス子ちゃんの視線は左腕の傷にロックオンされてました。

私:「いやいやいや、まだ1件目じゃん!これからこれから」
友2:「そうそう!テンション上げてこーぜ!」
友3:「アッアッアッ」
必至でリス子ちゃんを元気づけようとする我々でしたが、そこで友1が神の一手を指しました。
友1:「あっアレだわ!俺わかっちゃったわ」
一同:「!?」
友1:「リス子ちゃん、気を悪くしないでね。リス子ちゃんって身長高い方じゃん?」
リス子:「うん・・・170は無いけどそれ近くはあるね」
友1:「俺は身長高い子は素敵だと思うけど、その店の店長ロリコンなんじゃない?」
そこからは友1の独壇場でした。
「店のコンセプトで身長の低い子ばかり揃えてるのかもしれない」
「オタクはみんな小さい子が好きだと勘違いしてるのかもしれない」
「スネ子は身長低いから受かったのかもしれない」
凄い、凄すぎる、流石はイケメンです。
これはとてもいい流れです。
このままいい空気のままこの話を終わらせられれば・・・
KY:「でも、あの・・・えーと名前忘れたけど、よく〇〇(カードゲーム)の大会に来る子、あの子身長高いけどあの店で働いてるよ?」
クソ野郎の一言で台無しになりました。
リス子ちゃんは左腕を見つめながらプルプルと震えてます。
私:「いや、店のコンセプトが変わったのかもしれないし」
KY:「リス子ちゃんのリストバンドってお洒落だよね^^」
私:(お前ソコに触れるのか!?)
そう私が思った瞬間に友2が立ち上がりました。
友2:「ちょっとこい!」
KY:「え?えっ?」
友3:「アッアッアッ」
暴力が正義の友2がKYを連れて店の外に出ました。
数分後にこやかに友2が戻ってきました。
友2:「KYのヤツお腹が痛いって帰ったわ」
後で聞いたら、友2がKYに腹パンしたらKYは泣きながら帰っていったそうです。
確かにお腹が痛かったんでしょうねw
リス子:「やっぱ、アレかな・・・この腕が・・・」
私:「わかったわ!」
一同:「!?」
私:「間違いないわ、その店の店長ブス専に違いない」
リス子:「ぇえ?流石にそれは・・・」
私:「いや、だってスネ子も〇〇子ちゃんもブスじゃん!」
一同:「た し か に 」
私:「あの店行った事あるけど、ブスしかいなかったモン!可愛いリス子ちゃんが落ちてブスが受かるだなんてブス専以外考えられないよ!」
その後もめっちゃ力説して、勢いだけでその場を何とか納めたというか、取り合えずリス子ちゃんは笑顔を取り戻してくれました。

いやぁ~よかったよかった。
って、ここで話が終わってしまったら面白くないですよねw


その後約束していた知人のSさんと会い、二人で呑みに行きました。
Sさん:「スネ子ちゃんってブスですかね?」
私:「ぶっ!(ビールを吹き出す)」
Sさん:「私は結構可愛いと思ってるんですけど・・・」
私:「ぶっちゃけ、僕は好みじゃないですけどブスでは無いと思いますよ」
Sさん:「でもマイセンさん、さっきスネ子ちゃんの事ブスって言ってましたよね?」

Sさん:「私途中で帰っちゃいましたけど、マックいたんですよ」
私:Σ( ̄□ ̄lll)
Sさん:「マイセンさん達のすぐ後ろの席に・・・」
私:「あ、え?えっ?もしかしてSさんスネ子ちゃんの事好きだったり・・・」
Sさん:「私の彼女です!」

まさかスネ毛が生えてるデブスとSさんがお付き合いをしているとは思ってもみませんでした。
私:「いや、あれはリス子ちゃんを励ます為に心にも無い事を口にしただけで、別にスネ子ちゃんがブスとか本気で思ってませんでしたし、何ならゴックに似ている所とか可愛いとか思ってますし」
Sさん:「でもスネ毛が・・・」
私:「素敵な個性だと思いますよ!昔、黒木香(腋毛が生えてたAV女優)とか人気あったじゃないですか!実は私もいいなと思ってたり思ってなかったりしてたんですよ!」
Sさん:「でもデブとか・・・」
私:「大変グラマラスで魅力的な女性だと思ってます!」
Sさんは私の友人では無く、当時やっていた副業でお世話になっていた方です。
もしこれで取引を中止にされたら不味かったので、全身全霊を持って接待させて頂きました。
この時の呑み代は勿論、その後更に2軒ハシゴしてカラオケまで行った後に、更に24時間営業している居酒屋にも行って、Sさんのご機嫌を取りに行きました。
出費の大きさもですが、寝ずに一晩中呑み捲ってしゃべりまくってたので帰宅して寝たら20時間くらい起きる事が出来ませんでした。


二日後、行きつけのカードショップに言ったら友1,2,3がおりました。
私:「もうエライ目にあったよぉ~」
友1:「どしたん?」
スネ子とSさんがお付き合いしている事と、我々がスネ子の事をブスブス言ってるのを全部聞かれてたという話をしました。
私:「もうみんなブスブス言い過ぎ!」
友1:「確かにスネ子の事ブスって言ったけど、マイセン君は俺らの10倍はブスって言ってたよね?」
友2:「うん、言ってた言ってた」
友3:「アッアッアッ」
私:「マジで?でもそのせいで一晩中Sさんと呑む事になって、俺の奢りだったから3万以上も金使って・・・」
???:「ブスって?」
一同:「!!?」
振り返ると知人のポケカ女子(ブス)が仁王立ちしてました。
ポケカ女子:「その話、詳しく」
友3:「マイセンさんがスネ子ちゃんの事をブスって言ったのを彼氏に聞かれて大変な目にあった件」
私:「おま!?」
普段ロクにしゃべらないクセに何で今だけ饒舌にしゃべってんだよ、オイ!
ポケカ女子:「サイテー」
ポケカ女子2号:「ひどーい」
ポケカ女子3号:(汚いモノを見る様な目を私に向ける)

私:「アッアッアッ」
その後、ポケカブス共に詰められたマイセンさんでした。


自分の容姿に自信の無い女性はコンプレックスが強いので、自分の話じゃなくてもブスというワードに敏感です。
皆さんも気をつけて下さい。

男は自分がブサイクでもあまり気にしてなかったりしますけどねw
(私はブサイクです)


※後日談
リス子ちゃんの方は雑貨屋の店長に話をして、全力で引き留めてもらってそのまま残留し無事大学を卒業→就職しました(よかった)


女性には優しく
思いやりを!


それでは、またノシ

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