ゼノンザード サービス終了告知
いやぁ、驚きました。
セールスランキングを見てもまだ続けられそうな売上を上げていただけに驚きです。
バンナムさんは見切が早いという事は存じておりましたが、もっと売上がヤバそうなDTCGがたくさんあるだけに・・・
今回の記事は、
・ゼノンザードの欠点
・サービス終了した理由
・オススメのカードゲーム
この3つをさせて頂きます。
ゼノンザードの欠点
AIカードバトルが本作のウリでしたが、これが最大の長所にして短所でもありました。
「CPUでは無く対人戦がヤリたかった」
「1試合に掛かる時間が長い」
「キャラの育成方法がよくわからない」
こういった問題があったと思ってます。
・CPU戦では無く対人戦がヤリたかった
本作の特徴を真っ向から否定する意見です。
対人戦が可能なDTCGはたくさんありますが、AI(CPU)との対戦がメインのゲームは本作意外にはありません(カードゲーム限定で)
しかし、その気持ちはわかります。
知り合いと対戦した時に「あそこで〇〇ありました?」とか「あのコンボは凄いですね!」とか語りたいじゃないですか。
ゼノンザードは対戦相手が本人ではありませんし、試合のリプレイを観ないとどういった内容だったかもわからないので、そういった意味では盛り上がりにかけてしまいます。
・1試合に掛かる時間が長い
対人戦だったら試合展開的に巻き返し不可能の場合はさっさと投了してくれるのに、CPUの奴は負け確でもギリギリ粘ってくるので、どうしても試合に掛かる時間が長く感じられてしまいます。
しかし、アホみたいに長考したり遅延行為をするプレイヤーと対戦する事はありませんので、それ込みで考えると特別長いとは思いません。
イメージ的に「長い→ダルい」という認識があり、それを理由に引退された方が多かった印象です。
・キャラの育成方法がよくわからない
AIの育成が本作の醍醐味な訳ですが、どの様に育成したら良いかがわかりませんでした。
私は最初期の方に引退してしまったのですが、引退した一番の理由がコレでした。
「カードを使用するとその理解度を高める」までは理解出来たのですが、「アグロばかり使わせるとコントロールデッキを上手く使えなくなる」とか「複数のAIを育成する必要がある」等の噂が流れ、自身でも検証出来なかったのでめんどくさくなって引退してしまいました。
今でも解明されている情報なのかもしれませんが、サービス開始から暫くは誰もわからなかった事である、お気に入りのAI(キャラ)を集中的に育成したい方が多い中で、複数のAIの育成が必要(かもしれない)というのはめんどくさい事この上無かったと思います。
ゲームはわかりやすさが非常に重要だと思うのですが、そういった意味では宜しく無かったと思います。
サービス終了した理由
これについては売上が良くなかったからという事でしょうが、そこまで悪くも無かったのに何故?と私なりに考えてましたが、すぐに答えが出ました。
「開発費と維持費が高かったから」
これに尽きます。
リリース当初に「ゼノンザードというゲームはカードゲームとしてだけでは無く、AIの開発と維持にもお金が掛かってるから他のゲームの倍の売り上げが必要だね」と知人と話していた事を思い出しました。
AIの部分は完全外注なので、開発費だけでは無くカードの追加や修正でも多少なり影響はあったはずです。
プロモーションに関してもリリース前からリアルカードを配布したり、凝ったPVを制作してましたし、自社版権とはゆえSAOや仮面ライダー等の強いコラボもしております。
この売上予想額は総額では無くiPhoneだけの売上です。
去年の売上は2億弱なので、androidの売上も含めれば総額8億円前後はあったと思われます。
開発費は勿論プロモーション費用も回収出来てそうな売上額です。
「何とか回収は出来たけど、今後の売上には期待が出来なさそうなので辞めておこう」という判断なのだと思います。
オススメのカードゲーム
ここからは移籍先のオススメゲームの話をさせて頂きます。
今私が一番ハマってる百鬼異聞録というDTCGです。
今までに無かったシステムの割に基本ルールはわかりやすいのでオススメです。
youtubeの公式チャンネルを観てイラストが合う様だったら是非触ってみて下さい。
個人制作のメソロギアというDTCGです。
無課金でもそれなりにデッキが組めて、やり込めば完全無課金でもカードをコンプリートさせる事が出来ます。
サブゲームとしてお楽しみ頂くのに最適です。
まず終わる事が無さそうな超有名なゲームです。
サ終が怖かったらコレをするしかありません。カオスアカデミーだけはやらん方がええです
初期時に引退した私が言うのもナンですが、「AIカードバトル」という類を見ないゲームを実現したゼノンザードには大きな期待を寄せておりました。
バンダムさん的には「これが成功したら似た様なゲームを出すよ?」的なニュアンスだったので、まずはゼノンザードが成功してくれてそれに続くゲームが出てくれる事を期待しておりました。
そもそも私はDTCGというジャンルがもっとメジャーになってくれる事を祈っておりますので、一部のふざけたカードゲーム以外は全て流行って欲しいと思ってます。
ゼノンザードは来年も続くと思っていただけに非常に残念です。何故まだ続いてるのか不思議なゲームがたくさんあるのになぁ
AIカードバトルというジャンルがいつか復活する事を願ってます。
それでは、またノシ