アニメ批評その478 ログ・ホライズン
評価:★★(登場人物がめっちゃ多い)
概要
『ログ・ホライズン』(LOG HORIZON)は、橙乃ままれの2番目に書籍化されたSF、ファンタジー小説作品。略称はログホラ。
MMORPGのルールが現実化している剣と魔法の世界「エルダー・テイル」を舞台とする。
初出は小説投稿サイト「小説家になろう」(2010年4月 - 更新停止)。
ゲームデザイナーの桝田省治の紹介、監修により、書籍版がKADOKAWA(エンターブレイン)より、2011年3月からシリーズ刊行された。
書籍版のイラストはハラカズヒロ、モンスターデザインは橋本モチチが担当している。
2015年9月時点でシリーズ累計発行部数は160万部を突破している。
あらすじ
物語は(作中の現実世界で)人気MMORPG「エルダー・テイル」の有名プレイヤー城鐘恵が、自身のプレイヤーキャラクターである冒険者シロエの姿で、エルダー・テイルに登場する冒険者の街アキバにいることに気づくところから始まる。
同じように、全世界数十万人、日本人だけでおよそ3万人のプレイヤーが冒険者となるが、ゲームで手に入れた強大な力は、法のない世界で混乱と無秩序をまねく。
この世界がゲームの設定に酷似していても異世界であり、自分たちがよそ者であることを理解したシロエは、秩序の回復や、大地人と呼ばれるこの世界の住民との共存、地球世界への帰還の方法を模索していく。
SAOチックな作品です。
SAOではゲーム内で死亡した場合はリアルの肉体も死ぬ!的な感じでしたが、本作は記憶の一部が欠落します。
ゲーム内で何度も復活出来るのですが、そういった代償を支払わなくてはならないのです。
SAOと比較すると作画も内容もどうしても劣ってしまうのは認めざる得ない所だと思いますが、本作なりの良さもあります。
登場人物が多い
コレが最大のウリでは無いでしょうか。
とにかく登場人物が多いです。
それぞれの名前や設定は特に覚えなくてもお楽しみ頂けますし、王道的なMMORPG的な作品として名を上げても差し支えないと思います。
説明してくれる
武力よりも知力で勝負する主人公ですが、とにかく説明が多いです。
人によってはつまらなく感じたり、「ダサい」と思われるかもですが、面白いかどうかは置いておいてこういった描写が本作の特徴だと私は思ってます。
異世界転生モノやゲームの世界に入ってしまった的な作品が多い昨今ですが、本作程丁寧に解説してくれる作品は珍しいと思います。
アカツキが可愛い
主人公に対し忠誠心の高いアサシンのアカツキちゃんです(cv.加藤英美里)
とても可愛いです。
OPがカッコいい
Log Horizon 2 OP - database feat. TAKUMA(10-FEET) [Legenda PT-BR]
コレをご覧になれば本作が如何に登場人物が多いかがおわかりになると思います。
アホみたいに多いですw
っと、まぁ良い点を挙げさせて頂きましたが、本作はSAO程カッコいいシーンや熱いシーンは無く、2期の後半は中弛みを感じてしまいました。
来年から3期が始まるので、その内容次第では評価を改めさせて頂きます。原作者が脱税騒動を起こした時は3期は絶望的かと思われましたが良かったです
ちなみにこの猫さんの声優は中田譲治さんです。
語尾に「にゃん」が付きますw
評価は★2とさせて頂きましたが、個人的には期待している作品です。
原作未読勢なので、3期が楽しみです。
<追記>
2021年に3期がきましたが、全く話題になりませんでした。