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アニメ批評その585 Fate/EXTRA Last Encore

評価:★(Fateアニメの唯一の駄作)

原作概要

『Fate/EXTRA』(フェイト・エクストラ)は、TYPE-MOONのビジュアルノベル『Fate/stay night』を原作とする対戦型ダンジョンRPG。

開発は原作担当のTYPE-MOONと、イメージエポック。

マーベラスエンターテイメントから発売。

後にコミック版、ドラマCD版もリリースされ、AnimeJapan 2016のFate Project新作発表会にてアニメ化も発表された。

原作『Fate/stay night』の設定を受け継ぎながら、ノベルゲームだった原作とは大きく異なった趣のRPGになっており、“まったく新しい、RPGとしての型月伝奇”と原作および今作のシナリオ担当の奈須きのこに称されている。

主人公はオリジナルキャラクターで、最初に性別の選択ができる。

2013年3月28日には、続編にあたる『Fate/EXTRA CCC』が発売された。

2016年3月27日、「Fate Project 2016」中の発表で『Fate/EXTRA Last Encore』としてTVアニメ化が発表され、2018年に2期にわたって放映された。

2016年11月10日には、本作のシリーズ関連作『Fate/EXTELLA』が発売されている。

2020年7月22日、本作のリメイク作品である『Fate/EXTRA Record(仮称)』の制作が発表された。

メインスタッフは続投となり、開発スタジオは当時のプロデューサーであった新納一哉が立ち上げたスタジオ・TYPE-MOON studio BBが担当する。

アニメ版概要

『Fate/EXTRA Last Encore』(フェイト エクストラ ラストアンコール)のタイトルで、TOKYO MXほかにて放送。

第1話から第10話は『オブリトゥス地動説』として2018年1月から3月にかけて放送され、同年7月に11話から13話までが『イルステリアス天動説』としてスペシャル放送された。

アニメーション制作は『Fate/EXTRA CCC』のオープニングアニメーションを手掛けたシャフトが担当。


本作は原作者の奈須きのこ自身が『「ゲームのアニメ化」ではなく「アニメの為に作ったシナリオ」』と語るように、原作の設定をベースにしつつも、アニメ版独自の設定・シナリオで物語が展開される。

アニメオリジナルのシナリオとなった要因として奈須は、アニメスタッフより「やりたい事をやってもいい」と言われたことを挙げている。

また、奈須は以前から「『Fate/EXTRA』をアニメ化するのであればゲームと同じ骨格を使いながらも、まったく別の肉付けにしなければゲームの劣化版になるだけではないか」と考えており、原作を再構成することで、原作の価値を守りつつアニメだけの価値を生み出すことに挑戦したいと考えていた。

さらに、この先も続くであろう『Fateシリーズ』において、奈須自身が考える「聖杯戦争の終わり」を今のタイミングで書いておきたいと考え、原作から設定・展開を大きく変更したアニメ版オリジナルのシナリオを制作した。

シリーズ構成は原作のシナリオも務めた奈須きのこが担当。

脚本は小説『Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ』の執筆やアプリゲーム『Fate/Grand Order』で奈須とともにシナリオを担当している桜井光が奈須と共同で脚本を執筆。

本格的なアニメ脚本の経験に乏しくシリーズ構成に関しては本作が初となる奈須は、はじめに『Last Encore』の原作となる本を執筆した後、アニメ脚本の経験のある桜井に脚本への落とし込みや修正を手伝ってもらう形で脚本を制作している。

奈須が執筆した原案小説は後に『Fate/EXTRA Last Encore 原案シナリオ集「Last Encore Your Score」』として販売された。

あらすじ

西暦2032年、月面に人類のあらゆる叡智を超える物体が発見された。

「ムーンセル・オートマトン」と呼ばれるその物体は、あらゆる事象をコントロールすることが可能な力を持つことが後に判明する。

意思ある者が持てば世界さえも掌握できる万能の願望機「聖杯」に等しいこの物体を手に入れるため、世界各地の組織・勢力が「ムーンセル・オートマトン」の作り出す霊子虚構世界「SE.RA.PH」にアクセスし、「ムーンセル・オートマトン」が自身に相応しい担い手を選別するために行う「聖杯戦争」へと参戦する。

Fate/EXTRA - Wikipediaより抜粋

主人公の岸浪 ハクノです。

「この月の全てが憎い」という憎悪をもっており、それを原動力として行動している。

「デッドフェイス」と呼ばれる強化現象を発現させることがあり、それによって人間離れした能力を使用することができる。

その正体は、ムーンセルにおける過去の敗者たちの怨念が集合した存在。

デッドフェイスもその死者たちの怨念から力を引き出しているというもの。

という設定ですがよくわかりません。

セイバーのサーヴァントである赤セイバーことネロ・クラウディウスです(cv.丹下桜)
可愛いです。


先に申し上げておきますと、本作は観る価値の無い駄作です。
Fateアニメ唯一の失敗作とも言われ、TYPE-MOONである方々からも「これは無い」と言わしめる程です。
何がいけなかったのかについて以下に述べさせて頂きます。

サーヴァントが弱い

サーヴァントの強さはマスターや環境に左右されますが、素人目に見るとどう見ても弱そうです。
制作会社のシャフトがバトルモノのアニメが苦手なだけかもしれませんが、戦闘シーンもしょぼいです。
その弱いサーヴァント達を圧倒出来ないネロちゃまも同様にしょぼく見えてしまいます(可愛いけど)

登場人物がおかしい

ifの世界にしても間桐兄弟や遠坂凛とかが出てくる訳です。
勿論従来のFateシリーズとは全く設定が異なり、姿かたちが似ているだけの別人です。
そこはオリキャラでも良かったんじゃないか?と思ってしまいました。

作画がクソ

↑ご覧下さい↑
終始こんな感じです。
正確には作画が悪いというよりかは、ゲームに合わせてこういったタッチになっているのです。
そこはゲームに合わせる必要は無かったのではないか?と思います。
Fateシリーズのアニメなのだから予算はケチらないで欲しい所です。

ストーリーがイミフ

Fate大好きっ子に聞いても「僕もよくわかりません」という回答が返ってくる程意味不明です。
原作未プレイの私ですが、アニメ用にシナリオを書き換えてもなおわかりずらいとはどういう事でしょうか?
奈須きのこさんは「ゲームの劣化」にならない様に考えたそうですが、奈須きのこさんは近年ロクな仕事をしておりせん。
仕事をサボってる・・・というよりかは余計な事ばかりしているイメージです。
※聞かれたらこっそりと答えますけども、本業で無い事に出しゃばり過ぎです。
ヒット作を手掛けたアニメ界の重鎮が、晩年業界内で老害になっている例は枚挙に暇がありませんが、奈須きのこさんもそうなりつつあります。
人が創ったモノに意見を出したり、ふわっとした設定を考える事は出来るかもしれませんが、アニメやゲームのシナリオを一から考える力は残されて無い気がします。
何がどうイケないのかについては割愛させて頂きますが、本作の意味不明なシナリオを見ただけでもそれが伺い知れてしまいます。
非常に残念です。
取り合えず魔法使いの夜の続編を出して下さい。
今更出しても売れないかもしれませんが、やるべき仕事を片付けてから次の事に取り掛かって頂きたいです。


話が反れてしまいましたが、Fateシリーズがお好きな方でも視聴はオススメしません。
評価は★1ですが、100点満点中の評価だったら2点とかです。

ネロちゃまが可愛いという点を考慮しての点数なので、それが無ければマイナス20点とかです。
ここまで酷評すると信者の方に怒られてしまうかもですが、人気コンテンツのアニメ化で大失敗したら誰だって酷評されます。
それが元々自身がシナリオを書いてて、更にアニメに際して書き直してとかだと「もう引退したら?」と言われてヨシだと思います。
FGOでもアンチでは無く、最もな意見を出す方がいても一部の声のデカイ信者に圧し潰される風潮があります。
TYPE-MOON自体が同人屋のノリが抜け切れて無いプロ意識の欠ける企業なので、悪いモノは悪いと言えないのは悪しき風潮と言わざるを得ません。
全てが良いゲームもアニメもこの世には存在しないので、アンチ行為にならない程度のダメ出しは必要だと思います。


またまた話が反れましたが、今回はこの辺で失礼します。
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それでは、良きアニメライフをノシ

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