評価：★★(超常サッカー)

概要

『イナズマイレブン』は、ニンテンドーDS用サッカーRPG『イナズマイレブン』シリーズを原作とする日本のテレビアニメ作品。

イナズマイレブンとは？

『イナズマイレブン』は、レベルファイブが製作し、2008年8月22日に発売されたニンテンドーDS用収集・育成サッカーRPG。

および、それを原作とした漫画、テレビアニメ、映画、CDドラマ、舞台作品。

公式の略称は「イナズマ」だが、一部のメディアやファンの間では「イナイレ」とも呼ばれている。

ゲームシリーズの世界累計出荷数は2018年時点で800万本を突破している。

あらすじ

弱小チームの雷門中サッカー部。

7人しかいない部員は練習をせずサボリ気味だったが、キャプテンの円堂守は中学サッカーの全国大会「フットボールフロンティア」への出場を諦めずに練習を続けていた。

そこに伝説のエースストライカー・豪炎寺修也が雷門中に転校してくる。

羨望の目でサッカー部に勧誘する円堂に、豪炎寺は「もうサッカーはやめた」と言い放つ。そして時を同じくして、全国大会40年連覇の強豪・帝国学園サッカー部が雷門中サッカー部に練習試合を申請してくるのだが、この試合に勝てなければサッカー部は廃部となることが決定してしまう。

イナズマイレブン (アニメ) - Wikipediaより抜粋

本作を「現実離れした子供向けの馬鹿アニメ」と評する方がいらっしゃいますが、それは正しくはありません。
サッカーに限らずですが、本格的なスポーツ系のゲームで従来の人気タイトルを超える事は困難です。
アニメはそれ以上に難しく、サッカーというジャンルでいえばキャプテン翼以上に流行ったタイトルはありません。
いや、サッカーに限らず日本一人気のあるスポーツ漫画＆アニメはキャプテン翼なのです。
そのキャプテン翼に対抗するにはどうしたら良いか？
それは・・・

キャプテン翼を超える馬鹿な事(失礼)をするしかありません。
特にターゲットが子供ならなおさらです。
リアリティーなんてどうでも良いのです。
リアルなら人気が出るという事であれば、GIANT KILLINGのアニメ化だって失敗しなかったと思います。
そんな事よりも派手なプレーでインパクトを与えたり、笑いを誘ったりした方が効果的です。

キャプテン翼との比較

キャプテン翼といえばオーバーヘッドキックが有名です。
小学生離れした高さからのシュートは多くのサッカーファンに笑いインパクトを与えました。
それではイナズマイレブンの方を見てみましょう。

トンでも無い高度から凄そうなシュートを放っております。
この高さを計算した方がいらっしゃるのですが、何と28メートルだそうです。
凄いですね！

キャプテン翼といえば・・・
そう、必殺シュートです。
小学生でもゴールネットを突き破ったり、ボールが壁にめり込んだりするのです。

イナズマイレブンの必殺シュートは本当に殺意満々で、ネットや壁どころか地面がめり込みます。
更に、

召喚した乗り物に乗って移動したり、

遊戯王のモンスターみたいのを召喚したり、

召喚したモンスター(？)を自分に憑依させてシュートするとか何でもアリです。
必殺技の威力もさることながら、種類の豊富さも完全にキャプテン翼を超えてます。

キャラデザに関してもキャプテン翼とは異なり、誰が誰だかわからなくなるとか頭身がおかしくなるとかもありません。

勿論美味しいネタキャラもおります。
このブロッコリー先輩はキャプテン翼の森崎君を彷彿とさせるザコ愛されキャラです。

子供向けの番組である点までは否定しませんが、大人が観ても十分にお楽しみ頂ける作品なのです。
先に「キャプテン翼を超えた」と書きましたが、新しい作品が古いモノを超えるのは当たり前の事です。
イナズマイレブンがどれだけ頑張っても「キャプテン翼の二番煎じ」と言われてしまうでしょうし、キャプテン翼が無かったらこの作品が生まれなかったかもしれません。
そういった意味で本作を認めつつも、キャプテン翼をリスペクトしている私です。
気になる評価ですが、話数が127話+OVAとなりますし、面白いシーンだけ抜粋した動画とか見ればそれだけでもお楽しみ頂けますので、★２とさせて頂きます。
全く観た事の無い方は、抜粋動画だけでも良いのでご覧になってみて下さい。
本編も観たくなるかもしれませんｗ

それでは、良きアニメライフをﾉｼ

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