3番よりも2番
2番よりも1番の方が嬉しいモノです。
何の話かと言いますと、ゲームのランキングでも動画の再生数でもブログの閲覧数でも、その界隈で1番になれたら気持ちがいいと思います。
だからと言って、ライバルを蹴落とす様なマネをするのか如何なものか？と思う私です。
何の話をしているのか大半の方がわからないと思いますが、出来るだけわかりやすく話す努力はしますので、どうか最後まで読んでって下さい。

仮の話ですが、貴方がとあるゲームの配信をしているとします。
そのゲーム界隈では結構人気がある方ですが、自分よりも人気の配信者が何名もおります。
何とかして1番人気の配信者になりたい！
その時の選択肢ですが、
・チャンネル登録者数や視聴数を増やす努力をする
・ライバルに嫌がらせをして蹴落とす
このどちらかしか無いと思います。
人道的な話は今回は無視します。

・チャンネル登録者数や視聴数を増やす努力をする

これが正攻法です。
動画のクォリティーを上げる、更新頻度を上げる、SNSで宣伝する、ゲストを呼んでみる等、努力の仕方は無限大です。

・ライバルに嫌がらせをして蹴落とす

自分よりも人気のある配信者のコメント欄を荒らしたり、低評価を付けたり、悪い噂を流したりして人気を落とす事が出来ます。
場合によっては嫌がらせに心が折れて配信を辞めてしまう方もいるので、高い効果が望める場合があります。

どちらの方法が効果的か？
どちらもするべきではないのか？
という話については、人道的な話を無視しても「努力をする」方法を取った方が私は良いと思ってます。
その理由は「ライバルに嫌がらせをして蹴落とす」という方法を取った場合、そんな方法で1番になれても胸を張って自慢出来ないじゃないか！
とは申しません。
その方法で1番を取る事がとても不毛だからです。

・人気ゲームの場合

プレイヤー人口の多いゲームで「嫌がらせ戦法」で1位を取ったとしましょう。
その1位は実力で獲ったモノではないので、次に強力なライバルが現れた時に正攻法では太刀打ち出来ません。
もう一度「嫌がらせ戦法」を取ったとしても効果が無いかもしれませんし、自分が疑われるというリスクもあります。
プレイヤー人口の多いゲームは人気配信者が次々と参入してきますので、一人二人相手に嫌がらせしても効果は薄く、自分自身が面白い配信が出来る様にならないと2番の維持どころか100番目とかになってしまいます。
人気配信者だったはずが気づいたら不人気配信者になっていた！という方が友人におりますが、ライバルが増えたら増えただけそれまで以上の努力をしないと人気を上げるどころか維持すらも出来なくなります。

・不人気ゲームの場合

プレイヤー人口の少ないゲームにおいては配信者の数自体が少ないので「嫌がらせ戦法」は非常に有効です。
しかしその結果ゲームの人気や人口まで減ってしまっては意味がありません。
それまではちゃんとした配信者が複数いたのに、急に一人だけになってしまっては情報を得る手段の減少やゲームに対する不信感(人気低迷)に繋がり、引退者が続出する事でしょう。
プレイヤー人口が1万人いるからと言って1万人の方が自分の動画を観てくれる訳では無いのですが、半分の5000人は観てくれる可能性はあります。
しかし人口が1000人にまで減少したら、どう頑張っても1000人以上は観てくれません。
確かにその界隈で1番にはなれたけど、昔は毎回100人以上の方が観にきてくれたのに今では10人くらいしか観にこない・・・
では意味がありませんよね。
焼け野原にしてからではもう何もかもが手遅れです。
マイナーゲームであれば配信者同士手を組んで、界隈を盛り上げて行く努力をするべきだと思います。
特にマイナーゲーで人に意地悪とするとすぐにバレますしね。

大半のゲームが数年もしない内にサービス終了したり、人気が低迷してしまいます。
正攻法で無い手段で人気を取っても、配信者としての力量は上がりませんので他の界隈に行った時に人気を取るのは難しいと思います。
長く人気が続いてるゲームであれば、後から実力のある配信者が参入してきますので、ちょっとやそっとの嫌がらせではビクともしないでしょうし、どんどん追い抜かれてしまいます。
急がば回れの精神で自分の力量を上げるか努力するとかしないと、限界集落でイキってるだけのつまらない配信者に成り下がってしまいます。
サブ垢を駆使して「嫌がらせ戦法」に精を出している方は、その情熱を別の方向に向けて頂ければと思います。

嫌がらせ、ダメ絶対

正々堂々努力しましょうね。
それでは、またﾉｼ

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