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アニメ批評その597 僕らはみんな河合荘

この作品の原作を勝手に小説だと思ってた私です(漫画です)
レビュアーは水曜日担当のechoさんです。

評価:★★★(平成版めぞん一刻、ギャグとラブコメのバランスが秀逸)

概要

僕らはみんな河合荘は、ヤングキングアワーズ連載された宮原るりによる漫画を原作としたTVアニメ。

制作はブレインズ・ベース2014年4月よりTBSほかで放送された。

全12話+OVA1話。

あらすじ

親の転勤により、まかない付きの下宿「河合荘」で念願の一人暮らしをすることとなった高校1年生の宇佐。

そこには宇佐の憧れの先輩の律も住んでおり、楽しい高校生活を夢見ていた。

だが彼女は無愛想で、いつも本に夢中で心を開こうとしない。

河合荘には宇佐のルームメイトでマゾヒスト・城崎、美人だが男運のないOL・麻弓、腹黒猛禽女子大生・彩花といった強烈な個性を持った住人が住んでおり振り回される毎日。

はたして宇佐はこの河合荘で理想の高校生活を送れるのか?

基本的には主人公の「宇佐」君が河合荘の変人住人たちに振り回されるギャグアニメです。
ですが、あこがれの先輩「律」とのラブコメや、河合荘の住人たちとのふれあいの中でちょっぴり感動させられたりとギャグとシリアスの組み合わせが絶妙で引き込まれます。
まさに平成版めぞん一刻と言っても良い作品だと思います。

宇佐和成
主人公。
河合荘で念願の独り暮らしをはじめた高校1年生。
昔から変人に好かれる性格で「へんしょり(変人処理班)」とあだなをつけられていた。
1年先輩の律にあこがれている。

河合律
ヒロイン。高校2年生。
河合荘のオーナーの娘で、本人も河合荘に下宿している。
本の虫で本ばかり読んでいた為友達がおらず「プロぼっち」と言われている。
宇佐からのアプローチによって段々と宇佐が気になる存在になっていく。

城崎
通称「シロ」作務衣にボサボサ頭で一日中河合荘にいる謎の人物。
年齢不詳、無職(ただし家賃は滞納した事が無い)
極度のドMで罵られると興奮する。

錦野麻弓
30歳手前のOL。
スタイル抜群「爆乳」の眼鏡美人だが、デリカシーに欠け男運にも恵まれない「残念美人」。
ダメ男に捕まって二股・三股をかけられ捨てられるという事を繰り返している、吸引力の変わらないダメ男掃除機。
酒癖が悪く、男にフラれてはヤケ酒を煽っている。
青春ぶちこわし隊隊長を自称しており、自分以外の恋愛が上手くいかないよう常に他人を呪っている。

渡辺彩花
20歳の女子大生。
性格は腹黒で、好きでもない男の気を引くようにして甘えたり、男女関係のもつれを煽って修羅場を演出したりするのが趣味で自他ともに認める「サークルクラッシャー」。
周囲の人間をからかうのが大好きで、宇佐を焚きつけたり不安感を煽ったりと律との進展を妨害する悪趣味な性格。
メイクの腕前は超一流で、素顔は絶対にさらさない。


これだけ個性的な強烈キャラクターがそろっているので日常のドタバタコメディーは面白いのですが、ときおり感動的な話を持ってきたりとストーリーのバランスが良くて面白いです。

そして、なによりヒロインが可愛い!
いわゆるクーデレってやつですかね?
無愛想で、本の世界に入り込んでしまっている事が多い律ちゃんですが、ほんのちょっとデレた時に見せる表情がたまりません。
出来れば2期で律ちゃんがもっとデレる姿も見たいのですが、売上的には厳しいのかな?
原作は完結済みなので、つづきが気になる方は漫画でお読みください!
ラブコメが好きな方、日常系ギャグアニメが好きな方にお勧めのアニメです。
では、良きアニメライフを!

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