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アニメ批評その686 プラネテス

アニメの記事を書いてるのに不勉強なマイセンです、こんばんわ。
今回も不勉強な私のためにechoさんがアニメのレビューを書いてくれました。
しかも★4評価です。
それではご覧下さいませ。

評価:★★★★(SFアニメの傑作 前半お仕事アニメ、後半哲学アニメ)

概要

プラネテスは『モーニング』で連載された幸村誠による漫画が原作のアニメ。

宇宙開発によって生まれたスペースデブリ(宇宙ゴミ)の問題にスポットを当てたSFアニメ。

2003年NHKBS2で放送。全26話。

原作漫画は2002年度星雲賞コミック部門、テレビアニメは2005年度星雲賞メディア部門を受賞。

スクライドを手がけたサンライズが制作。

あらすじ

2075年。

人類は宇宙開発を進め、地上と宇宙とを結ぶ高々度旅客機は宇宙を往復し、宇宙ステーションには多くの人たちが生活し、様々な仕事をしていた。

しかし、長い宇宙開発で生まれたスペースデブリ(宇宙ゴミ)は軌道上にあふれ、たびたび旅客機と衝突事故を起こすなど、社会問題となっていた。

国際宇宙ステーション内にあるテクノーラ社の新入社員タナベは宇宙のゴミ(デブリ)を回収するデブリ課に配属される。

デブリ課は半課と呼ばれる、社内でも見下される部署だった。

新人指導を任されたハチマキは、いちいち青くさいことを言うタナベが気に入らない。

タナベはタナベで、ハチマキのことをデリカシーのない最低男だと思っているのだが…。

星野 八郎太(ハチマキ)
本作の主人公。
テクノーラ社デブリ課船外活動員。
宇宙船を購入する夢を持つものの、会社員として惰性で生きている。
現場育ちの叩き上げで、船外活動員としては優秀。

田名部 愛(タナベ)
新人デブリ屋。
デブリ課に配属された新人社会人。
「愛」が口癖で、事あるごとに「ハチマキ」と衝突する。

フィー・カーマイケル
テクノーラ社デブリ回収船「DS-12“TOY BOX”」船長。
あねご肌でプロ意識の高い女性。
ヘビースモーカー

ユーリ・ミハイロコフ
デブリ課船外活動員ハチマキの同僚。
社内の同僚から動物を預かるなど、頼られる事が多い物腰の柔らかい性格。
過去の事件により人に必要以上に心を開かないところがある。

『スクライド』『ガン×ソード』『コードギアス 反逆のルルーシュ』などを手掛ける谷口悟朗監督のSFアニメです。
舞台は近未来の宇宙ステーションで営業している総合宇宙企業『テクノーラ社』です。
主人公たちは今現在、実際に問題になりつつあるスペースデブリ(宇宙ゴミ)の回収作業を行うデブリ課に所属しています。
前半はこのデブリ課を中心にお仕事アニメとして、様々な問題に対面しながらデブリを回収をしていくお話です。
現代と地続きの近未来が舞台ですので、かなりリアルに宇宙空間が描写されていて映像もクオリティが高いです。

ストーリーは前半は大体1話完結で、デブリ回収を仕事として描きつつもデブリ課の面々を掘り下げつつ、社会問題や宇宙空間の厳しさ絡めてきて、色々と考えさせられたり、時にはほろっとさせられたりと目茶苦茶に面白いです。
後半はハチマキが新たな挑戦をする事になり、前半よりも宇宙空間で生存する事の厳しさ、内面の葛藤を深く描いており、段々と精神的な物語になっていきます。

前半、後半どちらも面白いのですが、私は特に前半のお仕事アニメ部分が好きで、11話の「バウンダリーライン」はアニメ史に残る神回だと思っています。
SFアニメとして見ても面白いですし、お仕事アニメとして見ても面白いです。
群像劇の人間ドラマとしても見られますし、幅広く多くの人に見て欲しいアニメです。
令和4年1月9日からEテレ(NHK教育)で再放送が決定しました。

日曜よる7時と見やすい時間帯ですし、これを機会にぜひ多くの方にご覧になっていただきたい作品です!
では、良きアニメライフを!

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