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アニメ批評その774 殺し愛

評価:★(色々と至らなかった)

概要

Feによる日本の漫画作品。

『月刊コミックジーン』(KADOKAWA)にて、2015年11月号より連載中。

連載開始前にはpixivでプロトタイプ版が執筆されていた。

『月刊コミックジーン』2018年3月号の付録でドラマCD化された。

2020年12月にテレビアニメ化が発表された。

2022年1月現在、累計発行部数が75万部を突破している。

あらすじ

賞金稼ぎのシャトー・ダンクワースはある日謎の凄腕の殺し屋ソン・リャンハに遭遇し圧倒的な力で制されるが、彼が要求したのは彼女の連絡先であった。

殺し愛 - Wikipediaより抜粋

シャトー・ダンクワース(cv.大西沙織)
本作の主人公。
セキュリティ会社リッツランサポート商会に所属する腕利きの新人賞金稼ぎ。
幼少期にとある事件現場で発見されて、苗字がノーブルであった以外の出生が謎の過去を持つ。

ソン・リャンハ(cv.下野紘)
強豪犯罪組織を一人で壊滅したことで高額の賞金首がかかっている謎の凄腕殺し屋。
シャトーに謎の執着心を持つ。

この二人が織り成すラブコメチックな物語です。

タイトルがカッコよさげなので、それなりに期待しての視聴でした。
原作の出来や人気に関しては疎い私ですが、アニメ化した本作が不人気なのは存じておりました。
ニコ動の再生数もお世辞にも多かったとは言えません。

戦闘シーンがよければ評価もかなり変わったと思うのですが、戦闘シーンの内容よりもその前後が微妙だった為か微妙に見えてしまいました。
具体的にどういったシーンがアカンかったのかはネタバレに繋がるので伏せさせて頂きますが、プロとは思えない杜撰な仕事ぶりが目立つシーンが多かったです。
製作陣は本作的なバトルシーンを描きたかったのかもしれませんが、リアリティーが全く感じられませんでした。
アニメなのでリアリティーを追求する必要は全く無いのですが、ブラック・ラグーンばりの中二バトルという訳でも無く、中途半端だったと言わざるを得ません。

ですが、二枚目を演じる事が少ない下野紘さんの演技が新鮮だったのと、

アニメならではの演出は良かったと思います。
ストーリーも冷酷なソン・リャンハが身の危険を冒してまでシャトーちゃんに執着する理由が気になり、微妙に感じるシーンが多くても先が気になり視聴を続ける事が出来ました。

過去の話が出て来るシーンが多いのはまぁ仕方が無いと割り切れましたが、前回のあらすじが長すぎるのと、アイキャッチも尺稼ぎと思われる長さで本編の放送時間が短かった点はマイナスです。
テンポがかなり悪く感じられました。

それとシャトーちゃんがデレなさ過ぎる上に、軽率な行動に走りがちなのも好感が持てませんでした。
本作の終わるタイミングも微妙で、謎とされていた部分が解明されてしまった処で終わってますので、現時点では続きが気になるといった気持ちが1ミリもありません。
どうせ主人公達を追ってる悪の組織(?)的なモノの追撃を免れて幸せに暮らす or ソン・リャンハが死ぬといったラストを迎えるんじゃないか?と予想がついてしまいます。
実際そうなるかどうかはわかりませんが、ラストが容易に思い浮かんでしまう作品を積極的に追おうとは思いません。
元々本作が不人気である点も踏まえて、2期の制作は絶望的と思われますし、あっても私は視聴しません。
友人知人が視聴を切る中、最後まで観ただけに残念です。
それでは、良きアニメライフをノシ

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