マイセンのブログ

アニメのレビューとウマ娘の攻略記事がメインです
Twitter→@mysen777

アニメ批評その800 86-エイティシックス-

評価:★★★★(予想を超えた感動)

概要

安里アサトによる日本のライトノベル。

イラストはしらび、メカニックデザインはI-IVが担当している。

電撃文庫 (KADOKAWA) より2017年2月から刊行されている。

各巻冒頭部分が電撃文庫マガジンに連載されているほか、同誌およびカクヨムにて外伝が連載された。

本編のアニメ化が2021年4月より開始され、主人公シンの前日譚を描いた漫画である『86-エイティシックス-フラグメンタルネオテニー』が月刊コミックアライブ2021年6月号より開始された。

あらすじ

星歴2148年。

サンマグノリア共和国は隣国ギアーデ帝国が投入した完全自律型無人兵器「レギオン」の侵攻に対し、同様の無人兵器「ジャガーノート」を投入。流血無き戦場を作り上げる事で脅威を退けていた。

しかし、その実態は多数派民族である白系種以外を人間と見做さない狂気の差別思想から生み出された「有人搭乗式無人機」であり、搭乗させられた少数派民族は共和国85行政区の外へ追いやられた人型の家畜「エイティシックス」と蔑まれながら絶死の戦場を戦い続けていた。

そんな中、白系種でありながら軍内で差別政策撤廃の活動を行う士官ヴラディレーナ・ミリーゼは、管制担当者に多数の退役者や自殺者を出し「死神」と呼ばれるエイティシックスが居る部隊の管制を任され、自国が目を背け続けていたレギオンの真実を知る事になる。

86-エイティシックス- - Wikipediaより抜粋

echoさんから「86面白いですよ。きっとマイセンさん好きになりますよ」と聞いて、どんな作品かちょこっと調べました。

確かに私好みのメカが登場する様です。ふむふむ。

ヒロインのcvが長谷川育美さん・・・
ウマ娘のミホノブルボンが大好きな私はこの時点で視聴を決めました。

なんかマックちゃんぽい子も出るし、観るしかありません。

予想以上の出来に驚愕しました。
まぁアニメの制作がA-1 Picturesな時点で駄作である可能性は非常に低いのですが、戦闘シーンのカッコ良さが想定を超えてました。

TVアニメ「86―エイティシックス―」オープニング映像/#ヒトリエ「3分29秒」
まずご覧頂きたいのはOPです。
これだけ観ると「少し変わった曲をOPに使ってるんだな」「よくあるメカ(ロボ)アニメなんだろ?」と思われるかもですが、視聴を続けてイク内にある事に気付きます。

毎回同じに思われるOPの映像ですが、少しずつですが変化が加わります。
コレに気付いた時に体が震えました^^;

コチラが主人公のシンエイ・ノウゼンくん(16歳)です。
若いのに凄腕のパイロット・・・と言うと「よくあるヤツじゃーん」と思われてしまう事でしょう。
シンエイの境遇や背負っているモノは涙無しには見られないモノであり、この色んな事に絶望している主人公が超絶頑張った先に新たな希望を見つける、というのが本作のストーリーとなっております。

私は絶望的な世界観や設定が大好きなんです。
「お前サイコパスか?」と言われてしまいそうですが、バトルがメインの作品において温い世界観では緊張感も面白みも感じられないからです。
まどマギゆゆゆとか、そこまで絶望的という訳では無いのですが、本作も大概で「勝てる確率が絶望的な敵に勝っても更に厳しい戦闘に駆り立てられる」という状況が続きます。

物語の序盤はクソ野郎のせいで腹の立つシーンも多いのですが、2クールあるウチの1クール内で感動の渦が押し寄せます。
こういったメカ同士がバトルする様な作品で感動したのはエウレカセブン以来かもしれません。
話数的にエウレカは本作の倍以上ありますし、笑えるシーンや「この話いるか?」という回もありましたが、本作は開幕から最後まで緊張感が続きます。
その中で感動的なシーンが何度か訪れるのですが、感動の度合いがヤバいです。

序盤の展開は予想外な事が多いのですが、中盤から終盤に掛けては思った通りの展開でした。
それでもあそこまで感動出来たのは、本作の作画力の高さに加え演出の一つ一つが素晴らしかったからだと思います。

繰り返し申し上げますが、戦闘シーンのクォリティーが凄いです。
コードギアス 亡国のアキトとかがお好きな方なら絶対にハマると思います。

◆可愛いヒロイン達

メカばかり褒めててもアレなので、本作の可愛いヒロイン達もご紹介します。
険しい表情をしておりますが、明るくて優しいクレナちゃんです。

シンエイと共に戦うセオきゅんです。
男性ですが私はヒロインの一人だと思ってます。

シンエイと共に戦うライデンママです。
男性ですが、みんなのママンです。

9歳の女帝です。
cvはプロ幼女の久野美咲さんなので完璧です。

そして中の人がブルボンのミリーゼ少佐です。
原作者の趣味でガーターベルトを愛用している設定となっております。

実は真のヒロインはこのロボです。
ネタでは無くガチです。

ヒロイン達が可愛く作画も良く感動するカッコいいアニメな訳ですが、当然熱いシーンも多々ありまして比較的評価の高い本作ですが、もっと評価されるべきだと思ってます。
2クール目のOPが狂おしいほど好きなのですが、ネタバレになるのでリンクや画像は貼らないでおきます。
メカが出てくる作品は好きでは無い、という方以外は是非ご視聴を。
本当に素晴らしい作品です。
それでは、良きアニメライフをノシ

にほんブログ村 アニメブログへ
にほんブログ村

×

非ログインユーザーとして返信する