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アニメ批評その793 処刑少女の生きる道

評価:★★★(死なない)

概要

佐藤真登による日本のライトノベル。イラストはニリツが担当している。

第11回GA文庫大賞の大賞受賞作で、GA文庫(SBクリエイティブ)より2019年7月から刊行されている。

GA文庫大賞において大賞が選出されるのは『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』以来7年ぶりである。

「自分の人生で自分自身が許せないものを内面に抱えてしまったキャラクターがどうやって自分を許すか」がテーマとなっている。

シリーズ累計発行部数は2022年2月時点で30万部を突破した。

メディアミックスとして、三ツ谷亮による漫画版が『ヤングガンガン』(スクウェア・エニックス)にて2020年12号から連載中。

また、2022年にはテレビアニメが放送された。

あらすじ

魔導と呼ばれる概念と、魔具と呼ばれる道具を介して魔法のような力を行使できる世界。

そこへ日本という異世界からやってきた迷い人と呼ばれる異邦人は、純粋概念と呼ばれる異能を宿していた。

純粋概念は既存の魔導を逸した力を持つことがあるうえ、魔具を用いなくても発現できるが、使用を重ねるうちに本人の精神を浸食して暴走に至り、世界的な大災害を幾度ももたらしていた。

純粋概念自体は本人の肉体を生死問わず魔具の素材としても利用可能であることから、その暴走と他者による人為的な悪用を防ぐため、禁忌として指定された迷い人は影響が出る前に、処刑人によって人知れず殺害されるようになった。


処刑人として活動する少女メノウは、ある日の任務で迷い人の少女アカリの存在を知る。

メノウはアカリのもとへ赴き任務の遂行を試みるが、アカリは純粋概念によって事実上の不死身状態となっていたため、失敗する。

アカリの純粋概念を予測立て、その力に対応できる儀式場へ連れていくため、メノウはアカリの純粋概念を見極めつつ、処刑対象であることを伏せながら共に目的地への旅を送ることになった。

処刑少女の生きる道 - Wikipediaより抜粋

主人公のメノウちゃんです。
声優が佐伯伊織さんなので、本作の成功を祈ってた私です。

ヒロインのアカリちゃんです。
巨乳です。

本作の設定としては「異世界人は強大な力を持ってるが、暴走すると世界が滅ぶ恐れがある。だから殺す」となっておりまして、主人公のメノウちゃんは処刑人です。
視聴前にPVを観た私の感想としては「ヒロインに感情移入した主人公が巨乳を守って元の世界に帰る手助けをするんだな?」と思ったのですが・・・

割と最初の方に殺しに掛かります。
が、殺せません。
良心の呵責に苛まれて、とかそんな温い理由では無く殺す手段が見つからないのです。

この巨乳は天然の百合っ子の皮を被った怪物でした。
原作未読勢の私にはこの子を殺す手段が思いつきません。

◆魅力的なキャラクター達

ピンク髪で若干ヤンデレチックなモモちゃんです(cv.金元寿子)
とても一途な百合で、戦闘力は主人公以上な気がします。

王女殿下で声優はM・A・Oさんです。
どこぞの腹ペコ王女とは異なり、戦闘狂で色々とバグってて面白いです。

ウマ娘ではライスちゃんだった石見舞菜香さんが演じておられるのですが、イメージが180度違います。
ヤベー女です。

作中一番ヤベー不死者です。
思考もヤベー子なのですが、不死性に関しては他の漫画やアニメと比較してもピカイチです。
本作のテーマは「自分の人生で自分自身が許せないものを内面に抱えてしまったキャラクターがどうやって自分を許すか」だそうですが、原作を知らない私からするとテーマは不死と百合だと思ってしまいます。

◆バトルシーンが凝ってる

バトルシーンや魔法を使った時は体が発光してたり、

経典を使った時などに文字が浮かび上がる演出など、結構凝ってたと思います。
別にバトルシーンの作画が凄かったとかは無いのですが、限られた予算の中で創意工夫がなされているのを見るのが好きな私です。

アニメ「処刑少女の生きる道(バージンロード)」 OP映像
東方紅魔郷の5面みたいなOPですが、歌ってるのはゴブリンスレイヤーでお馴染みのMiliです。


ヒロインの巨乳もヤベー化け物も、コイツらをどうやって殺すのか?
続きが気になって仕方がありません@続編を希望します。
異世界転生モノのジャンルではありますが、他には無い面白さとヤバさがある良作です。
主人公のメノウちゃんの声がウマ娘のキングヘイローにしか聞こえないのですが、多くの方にご視聴頂きたく存じます。
それでは、良きアニメライフをノシ

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