制作会社の株式会社C2Cは「魔女の旅々」は良かったのですが、他に評価されたアニメが無い上に大体クソだったりします。
このアニメはどうなのでしょうか？
レビュアーはechoさんです。

評価：★★(作画は良いけど色々詰め込み過ぎで、肝心のアイスホッケーの面白みが良く分からない)

概要

『プラオレ！〜PRIDE OF ORANGE〜』は、サイバーエージェントとDMM GAMESによるメディアミックス作品。

テレビアニメは2021年10月からTOKYO MXほかにて放送された。

日光市とタイアップしており、テレビアニメの放送開始前に、日光市内をめぐる「相良・増田がプラオレ!聖地巡り」と題した動画がYouTubeで公開された。

ゲームは『プラオレ！〜SMILE PRINCESS〜』のタイトルで、スマートフォン用ゲームアプリが2021年にリリースを予定していたが、リリースが遅れ2022年3月にサービスを開始している。

あらすじ

日光市に本拠を置くアイスホッケーチーム、ドリームモンキーズ。

そのドリームモンキーズが開催する体験教室の門を叩いたのは、地元に住む中学生、愛佳と彼女に強引誘われた妹の彩佳、幼馴染みの薫子と真美。同じ参加者には梨子と尚実の姿もあった。

練習後、皆すっかりアイスホッケーに魅せられてしまい「来週も参加しようよ」と言うまでになっていた。

やがて監督の羊子から誘われて、愛佳、彩佳、薫子、そして梨子と尚実はドリームモンキーズに正式に所属することになる。

水沢愛佳
明朗快活で前向きで、良い意味で楽天的な性格。
物事をじっくり考えて行動するというより、直感や思いつきを即、実行するタイプ。
感動屋で泣き虫。

水沢彩佳
愛佳の一つ違いの妹。
体が小さくて体力がないことがコンプレックス。
ひとつ上の姉愛佳たちに早く追いつきたいと必死に努力する頑張り屋さん。
いざというときの行動力もある。チームのマスコット的存在。

清瀬優
かつて強豪チーム釧路スノウホワイトに所属していた有名選手
完璧主義者で生真面目だが、実は繊細で、傷つきやすい性格。
楽観的な愛佳をあきれつつも、密かに羨ましいと思っている。
アイスホッケー以外の事には無頓着で、世間知らず。
ここぞというピンチに、神がかったプレイが出来き、チームメイトからは信頼を集めている。

松永羊子
元女子アイスホッケー日本代表選手で、現在は日光に本拠地を構える日光ドリームモンキーズの監督。
破天荒でミーハーな性格ではあるが、アイスホッケーの人気向上のために、あらゆるものを利用する策略家でもある。
アイスホッケー界の未来を憂い、アイスホッケーにエンタメ要素を取り入れる革命を起こそうと企んでいる。

アプリゲームと連動した女子アイスホッケーアニメです。
アイスホッケーのアニメは珍しく、どんなスポーツかは何となく知ってはいるものの、面白さを説明できるかと言われると難しい、微妙なラインのマイナースポーツだと思います。
私も放送前は、そんなアイスホッケーのアニメと言う事でわりと楽しみにしていました。
1話はちょっと未来の話で、アイスホッケーの試合からスタートしてます。

作画が良く試合のシーンも迫力ある演出で、これは期待できるのでは？と思ったのですが・・・

試合後いきなり選手たちがアイドルのように歌いだしました。
えっ？試合が終わったら歌うんだ？、とちょっと面食らったんですが、まぁアイドル要素も入れないとつかみが弱いから仕方ないか…程度に思っていたんですが…。
最後まで見終わってこれが完全に余計だったと気がつきましたｗ

2話以降は完全に素人だった主人公たちがアイスホッケーに興味をもってチームに入る訳ですが、わりとしっかりと日常パートをやって日光のPRをしつつ、アイドルの練習もしつつ、たまに歌のシーンも入れつつぅ〜〜で、アイスホッケーの練習もすると。

肝心のアイスホッケーの練習シーンがおざなりになってしまっています。
これでは本末転倒です。
ジャンプ漫画の3大要素『友情』『努力』『勝利』で言うところの『努力』がすっかり抜け落ちでいる為、アイスホッケーの面白いところや駆け引きのところが全く分からず、いつの間にか上達していてこの子たちもともと天才なのでは？といった感じになっています。
やりたい事が多すぎて全てが中途半端な印象です。
これだったらスポ根をメインにして、しっかりとアイスホッケーの魅力を見せて欲しかったです。

途中のビーチバレーという名の水着回とか、アイドル要素の歌の練習回とかいらなかったのでは？
試合の作画がやたらと良いだけに、もったいないアニメになってしまいました。
おそらくアプリゲームを同時期にリリースして盛り上がりを狙ったのでしょうが、ゲーム開発も遅れに遅れて2022年の3月にリリースされたようです。
売り上げもいまいちみたいなんで、そのうち配信停止されそうですが…。
ゲームとのメディアミックスもののアニメは、なかなか上手くいかないですね…。
では、良きアニメライフを！

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