アニメ批評その869 ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
矢野妃菜喜さんと聞くと、ウマ娘のキタちゃんが思い浮かんでしまうウマ娘脳の私です。
という事で(?)レビュアーは、アイドルアニメにも詳しいechoさんです。
評価:★★★(ドラマ性は抑えめでゆるく見られるラブライブ)
概要
虹ヶ咲学園を舞台に活動するスクールアイドルたち「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」(ニジガク)を主人公としたシリーズ第3作。
元々はアプリゲーム『ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル ALL STARS』として展開していたが、あくまでラブライブ!シリーズのオールスター作品であり、ニジガクの単独作品ではなかった。
その後、2019年にニジガク単独のテレビアニメ『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』の製作が発表され、これを機に同じタイトルで、『スクスタ』を前提とはしない単独展開が始まった。
お台場周辺が舞台として選ばれ、虹ヶ咲学園は「東京国際展示場」がモデルとなっている。
シリーズ初の試みとして、グループとしての活動はなくメンバー全員がソロアイドルとして活動していることや、プロジェクト発表時点に公開された9人から追加で3人加わり、メンバー総数が12人であることが挙げられる。
2020年10月からTOKYO MXほかにて放送され、2023年夏には新作OVAが劇場公開予定。
あらすじ
東京・お台場にある、自由な校風と専攻の多様さで人気の高校「虹ヶ咲学園」。
スクールアイドルの魅力にときめいた普通科2年の高咲侑は、幼馴染の上原歩夢とともに「スクールアイドル同好会」の門を叩く。
時にライバルとして、時に仲間として、
それぞれの想いを胸に日々活動するメンバーたち。「夢を追いかけている人を応援できたら……。」
12人と1人の少女たちが紡ぐ、初めての「みんなで叶える物語スクールアイドルプロジェクト」。
響け!ときめき――。
いままた夢を、追いかけていこう!
高咲 侑(cv.矢野妃菜喜)
本作の主人公。
ゲームではアイドルをサポートする側の「あなた」なので、アニメでもアイドルとしては活動しない(アイドルマスターで言うところのプロデューサー)
高校2年生。上原歩夢の幼馴染でありスクールアイドルが大好き。
上原 歩夢(cv.大西亜玖璃)
高校2年生。高咲 侑の幼馴染。
何に対しても真面目に取り組む努力家であり、ファンを喜ばせるための努力は惜しまない。
ラブライブ!シリーズ3作目です。
今までのシリーズと大きく違うところはソシャゲが原作のところです。
ゲームに登場する虹ヶ咲学園が舞台で、主人公はゲームで言うところの「あなた」なので主人公の侑はアイドルとしては活動しません。
親友の歩夢がいままでのシリーズで言うところの主人公ポジションなのですが、虹ヶ咲学園のもう一つの特徴はグループでは無いところです。
それぞれが個人アイドルとして活動しており、同じ学園の同好会に所属する仲間ではあるものの、グループではないというちょっとライト関係になっています。
そのため、今までのシリーズとは違い学校を守るためとか、みんなでラブライブの優勝を目指すと言った共通の目標がないので、部活もののような熱さや団結するような場面は少ない印象です。
その分ライトに見られますし、キャラクター個人の深堀が多くされていて、よりキャラクターに魅力が際立つ作品だと思います。
アニメは原作であるソシャゲのストーリーを元にして展開していくのですが、ソシャゲではストーリー部分が賛否両論で結構炎上したりしていたみたいです。
その炎上ポイントをアニメでは修正して、上手くアニメに落とし込んでくれているので安心して見られます。
キャラクター数はソシャゲ原作だけあって非常に多いです、最終的には12人まで増えますので、推しのキャラクターが見つからないと退屈な場面は多いかもしれません。
ライブシーンはかなり進化していて作画も良いので、そこだけでも楽しめると思います。
ラブライブ!シリーズとしては新たな一面を見せてくれるシリーズだと思います。
ラブライブ!シリーズをより深く楽しみたい方にはおススメです。
では、良きアニメライフを!